ページ

2018年11月1日木曜日

◆鹿島、若手主体の勝利に歓喜「暴れたいくらい」小田(ニッカン)



小田逸稀 Itsuki.Oda


<明治安田生命J1:鹿島1-0C大阪>◇第31節◇31日◇カシマ

来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の出場権を考えれば当然、負けられない試合だった。

それでも、11月3日に控えるペルセポリス(イラン)とのACL決勝第1戦を考えれば、やむを得なかった選手の入れ替え。直近の24日のACL準決勝、水原(韓国)戦からGKクォン・スンテと、DF昌子源を除く9人が入れ替わった。その経験の浅い選手たちが躍動し、ほぼベストメンバーのセレッソ大阪を打ち破った。昌子は言う。「全員の名前を言いたいくらい、全員が良かったと思う。精度は今日はなしにして…ほとんどカウンターでしか攻めていない気もするけど(苦笑)みんなが、勝ちたい気持ちが伝わった試合だった」

後半7分、MF永木亮太の左CKを頭で合わせたのは2年目のDF小田逸稀だった。173センチ。決して背は高くないが、本人が自信を持つヘディングシュート。「練習から数をこなしたり(鈴木)優磨くんと競ったり、GKに協力してもらった経験が生きたと思う」。C大阪の韓国代表GKキム・ジンヒョンにはじかれ、かき出されたかに見えたが、ゴールラインを割った。

「入ったのか分からなかったけど、副審を見たら旗が上がった。暴れたいくらいの気持ちだった」。これに昌子は「魂込めて打ったから、韓国代表のジンヒョンがポロリしたかもしれない。もしかしたら、そういうのが伝わっているかもしれない」と振り返った。

リーグ初出場のMF久保田和音が不慣れなゲームメーク役を担い、初先発のFW山口一真は両チーム最多9本ものシュートを放った。MF田中稔也は果敢に右サイドから中に切り込み、普段はセンターバックのDF町田浩樹は左サイドバックをこなした。その若手を、小笠原満男や永木亮太のボランチや、昌子と犬飼智也のセンターバックコンビ、GKクォン・スンテの「経験者」が支えて、生かした。だからこそ、チームが躍動し、公式戦6試合ぶりの勝利につながった。

この勝利はとてつもなく大きな勢いをチームに与えた。試合後のロッカー室では「次はACLを絶対に勝つぞ!」「おれたちがやってやる!」といった声が飛び交ったという。昌子は「今日の試合はみんなに刺激を与えまくったと思う。次、勝たないと意味がない」と全員の思いを代弁していた。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
wrap the BOOBs(2) 着衣巨乳写真集 [ 須崎祐次 ]
価格:1944円(税込、送料無料) (2018/11/1時点)



◆鹿島、若手主体の勝利に歓喜「暴れたいくらい」小田(ニッカン)