中国紙創設の「Best Footballer in Asia」 鹿島組2人に加え長谷部、乾、大迫が候補選出
中国のスポーツ紙「タイタン・スポーツ」が創設した「Best Footballer in Asia」が、18日に候補者24名を発表。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制したJ1鹿島アントラーズのDF昌子源や、海外組のフランクフルトMF長谷部誠ら日本人選手が最多の5人ノミネートされ、トットナムに所属するFWソン・フンミンを筆頭に韓国が4人で続いている。
“アジア版バロンドール”といった位置付けになるこの賞は、「アジアの国籍を持つ選手」と「アジアのリーグでプレーしている選手」が対象となる。過去の受賞者には2013年の第1回に当時CSKAモスクワ所属だった日本代表MF本田圭佑(現メルボルン・ビクトリー)が選ばれており、16年にはレスターのFW岡崎慎司が受賞していた。
今回で6回目となった2018年のアジア最優秀選手賞の候補者24名が発表。日本からはACL王者鹿島から昌子とFW鈴木優磨の2人が名を連ねている。海外組では長谷部、ベティスMF乾貴士、ブレーメンFW大迫勇也が選ばれ、受賞歴のある岡崎や本田は選外となった。
Jリーグからは日本人選手以外に鹿島のGKクォン・スンテと今夏から加入したブラジル人MFセルジーニョ、G大阪でゴールラッシュを見せた韓国代表FWファン・ウイジョの3人がリストに名を連ねた。
その他の注目選手は、やはり過去に3度(2014、15、17年)の受賞を誇るトットナムのソン・フンミンだろう。
果たして、栄冠は誰の手に渡るのだろうか。
選手名(所属) | Pos. | 代表または国籍 |
---|---|---|
バグダード・ブーンジャー(アル・サッド) | FW | アルジェリア代表 |
スニル・チェトリ(ベンガルール) | FW | インド代表 |
アリレザ・ベイランヴァンド(ペルセポリス) | GK | イラン代表 |
アリレザ・ジャハンバフシュ(ブライトン) | FW | イラン代表 |
マシュー・ライアン(ブライトン) | GK | オーストラリア代表 |
アーロン・ムーイ(ハダースフィールド) | MF | オーストラリア代表 |
アクラム・アフィーフ(アル・サッド) | DF | カタール代表 |
アブドゥルカリーム・ハサン(アル・サッド) | DF | カタール代表 |
チョ・ヒョヌ(大邱FC) | GK | 韓国代表 |
クォン・スンテ(鹿島) | GK | 韓国代表 |
ファン・ウイジョ(G大阪) | FW | 韓国代表 |
ソン・フンミン(トットナム) | FW | 韓国代表 |
ヴァレリ・キチン(エニセイ) | DF | キルギス代表 |
サルマーン・アル=ファラジュ(アル・ヒラル) | MF | サウジアラビア代表 |
マルクス・ベリ(アル・アイン) | FW | スウェーデン代表 |
セルジーニョ(鹿島) | MF | ブラジル |
ウー・レイ(上海上港) | MF | 中国代表 |
ニール・エザリッジ(カーディフ) | GK | フィリピン代表 |
グエン・クアン・ハイ(ハノイ) | MF | ベトナム代表 |
昌子 源(鹿島) | DF | 日本代表 |
長谷部誠(フランクフルト) | MF | 元日本代表 |
乾貴士(ベティス) | MF | 日本代表 |
大迫勇也(ブレーメン) | FW | 日本代表 |
鈴木優磨(鹿島) | FW | 日本代表 |