◆クラブW杯▽準々決勝 鹿島3―2グアダラハラ(15日・ハッザーア・ビンザイードスタジアム)
アジア王者の鹿島が北中米カリブ海王者・グアダラハラを3―1で下し、準決勝進出を決めた。0―1の後半3分にMF永木亮太(30)のゴールで同点に追いつくと、同24分にFWセルジーニョ(23)がPKを沈めて勝ち越し。同39分にはMF安部裕葵(19)がダメ押し点を挙げた。選手の採点と寸評は以下の通り。
▽GKクォン・スンテ(8・0)
同点弾起点の神フィード&神セーブ。無失点なら10・0だった
▽DF内田篤人(6・0)
前半は控えめも後半にギア上げる。攻守にサッカーIQ高き位置取り
▽DFチョン・スンヒョン(6・5)
安定の空中戦&驚異のシュートブロック力。メキシコに壁を築く
▽DF昌子源(6・0)
相手の独特な間合いに苦戦も、最後の最後で体張る
▽DF山本脩斗(5・5)
先制点の場面は中途半端な対応に。後半は安定の職人芸で貢献。
▽MF永木亮太(6・5)
全速力で突っ走り先制点。守備時も食いつきすぎず下がりすぎず
▽MFレオシルバ(6・0)
軽率なパスミスもあったが、デュエル勝負は勝率8割
▽MF遠藤康(6・0)
苦戦続いた前半は持ち前のキープ力で唯一の起点に
▽MFレアンドロ(5・0)
チャンス場面で味方と衝突の衝撃。周囲と呼吸合わず前半のみで交代
▽FW土居聖真(6・5)
スピード&アジリティで相手DFに完勝。先制点アシスト。
▽FWセルジーニョ(6・5)
高さも速さもないが見事な空間認知力で次々と起点に。PKも冷静
▽MF安部裕葵(6・5)
飛び込み型DFは格好のカモ。左サイド切り裂く無双ドリブル
▽MF安西幸輝(―)
土居に代わって2列目で出場。出場時間短く採点なし
▽MF西大伍(―)
遠藤に代わって右MFへ。出場時間短く採点なし
◆【鹿島】永木、セルジーニョ、安部のゴールで逆転勝利 クラブW杯準々決勝グアダラハラ戦、採点&寸評(報知)