サッカーJ1鹿島アントラーズの大岩剛監督と庄野洋社長が25日、鹿嶋市役所を訪れ、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)初制覇などを錦織孝一市長に報告した。大岩監督は「総力戦で戦うことができた」と今季を振り返り、来季へ向け「国内タイトルも取り、ACLの連覇を目標にやっていく」と抱負を述べた。
2人が優勝トロフィーを手に庁舎前に到着すると、錦織市長ら市職員が拍手で出迎え、花束を手渡した。鹿島はACL優勝で、主要大会の通算優勝回数を20に伸ばしており、庄野社長は「ACLで20冠目を取れて非常にうれしい。世界に鹿島の名を広めることができた」と話した。錦織市長は「アントラーズの活躍は最高の誇り」とねぎらった。懇談で、来年1月に市内で予定される優勝パレードにについて話題に上った。
2人は同日、鹿嶋市以外のホームタウン各市も訪問。大岩監督は「皆さんに支えられていることを実感した。ホームタウンにいい影響を与える存在になっていきたい」と話した。(藤崎徹)