クラブW杯の2回戦で、アジア王者の鹿島は北中米カリブ海王者のチーバス・グアダラハラと激突する。15日の決戦を前に、北米大手メディアが鹿島について報じ、2年前の躍進から警戒心をあらわにした。
北米大手メディア『メディオティエンポ』はチーバス・グアダラハラの初戦を前に、鹿島について詳細を報じ、警戒心を示した。
記事では鈴木優磨が負傷欠場となったことについて「大岩剛率いる鹿島は、得点源の鈴木を負傷で失っている。これはグアダラハラにとって良いニュースと言えるだろう」と紹介。
「鈴木は今季11ゴール10アシストを記録するなど、鹿島の攻撃の要だが欠場が確定した。ただ、チーバスにとって問題となるのはそれだけではない。クォン・スンテがゴールを守り、最終ラインの昌子源はチームに秩序を与え、守備ブロックに安定感をもたらす存在だ。彼らはバランスの取れた4-4-2をピッチ上で見せるため、崩すのは苦労するだろう」
「土居聖真、レオ・シルバ、三竿健斗などがセンターラインにおり、今年のACLでは5試合連続ゴールを決めて躍進の原動力になったセルジーニョもいる」
また、記事では2016年のクラブ・ワールドカップについても言及し「2年前、開催国王者の鹿島は決勝でレアル・マドリー相手に2-4と敗れた。この大会ではオークランド・シティ、マメロディ・サンダウンズ、アトレティコ・ナシオナルを立て続けに下した。この時のプレーヤーは6~7人おり、その選手たちが再びこの大会に挑むことになる」と続け、鹿島が2年前の同コンペティションで躍進したことを回顧している。
果たして鹿島はメキシコの強豪を下し、レアル・マドリーの待つ準決勝へと駒を進めることができるのか。鹿島vsチーバス・グアダラハラの一戦は現地時間15日17時(日本時間22時)キックオフとなる。
◆クラブW杯、鹿島vsチーバス・グアダラハラを前に北米大手メディアが鹿島を警戒(GOAL)