アラビアン・ガルフ・リーグ(UAE1部)のアル・アインでプレーするブラジル人MFカイオが、プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)のベンフィカへ加入する可能性が高まっているようだ。7日付のポルトガル紙『O JOGO』や同『Record』など複数メディアが伝えている。
『O JOGO』によると、ベンフィカが数日間の交渉を経て、カイオ獲得で合意に達したという。また『Record』は、同選手が7日にリスボンでメディカルチェックを受け、2019-20シーズンからの5年契約を締結する見通しであると伝えている。
カイオについては昨年9月にも、『O JOGO』がポルトガル移籍の可能性を報じていた。移籍先候補としてポルトの名が挙がっていたが、ベンフィカ加入が決定的となったようだ。
カイオは1994年生まれの24歳。2014年に千葉国際高校から鹿島に加入した。加入1年目にはJ1リーグで30試合出場8得点を記録し、Jリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞。2015年は明治安田生命J1リーグで32試合出場10得点、2016年はJ1リーグ・ファーストステージ全17試合中16試合に出場して5得点を記録した。
2016年夏にアル・アインへ移籍し、主力として活躍を続けているカイオ。開催国王者の一員として出場したFIFAクラブワールドカップ UAE 2018では全4試合に出場して1得点を挙げ、準優勝に貢献した。大会個人賞の第2位にあたるシルバーボールを獲得している。
◆元鹿島のカイオが欧州挑戦、ベンフィカ加入へ! 5年契約締結目前と現地報道(サッカーキング)