サッカーダイジェスト 2018年12月27日号【電子書籍】
J1浦和のFW興梠慎三(32)が11日、さいたま市内でチームイベントに出席し、“生涯浦和”を宣言した。
「個人的にも浦和で引退するつもりでやっている。クラブもサポーターも好きなので、その人たちを喜ばせたい」
2013年に鹿島から加入し、今季で7年目。この日も背番号30のユニホームを持ったファンが大勢訪れ、すっかりチームの顔になった。さらに物件探しを手伝っていた家業の鶏肉店「ローストチキン コオロギ」(宮崎市)の浦和店が来月にもオープンするため、地元とは一層深い縁となる。
「浦和に店を出すなら、そのくらいの覚悟じゃないといけない」
沖縄での1次、2次キャンプともに体調不良で離脱するなど万全とはいえないが、今季の目標は加入1年目から継続中の「2桁得点」。まずは16日に昨季J1王者の川崎と激突する富士ゼロックス・スーパー杯に向け、ピッチを上げる。 (山下幸志朗)
◆興梠、“生涯浦和”宣言!家業の鶏肉店が来月にも浦和にオープン(サンスポ)