サッカーダイジェスト 2019年2月14日号【電子書籍】
ACL連覇を目指す鹿島は17日、鹿嶋市内でACLプレーオフ(PO)、ニューカッスル戦に向けた調整を行った。日本勢の過去のPO成績は4戦全勝。2016年にF東京がチョンブリ(タイ)に9―0で圧勝するなど、東南アジア諸国を相手に実力を示してきた。しかし、今回の相手は昨季オーストラリアAリーグ2位のニューカッスル。過去の例は通用しない強敵だ。
同リーグは秋春制を導入しているため、現在シーズンの真っただ中。今季初陣を迎える鹿島とは対照的だ。リーグ順位は7位だが、公式戦ここ4試合負けなし。15日のリーグ戦では鹿島戦を見据えて主力の半数を温存し、強豪メルボルンCから勝ち点3をもぎ取るなど調子を上げている。大岩剛監督(46)は「戦う準備はできている。目の前の試合に全力を注ぐ」。アジア王者の誇りを示し、本戦出場権を勝ち取る。
◆【鹿島】豪2位相手に準備万端…19日ACLプレーオフ(報知)