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[2.19 ACLプレーオフ 鹿島4-1ニューカッスル・ジェッツ カシマ]
今季初の公式戦で移籍後初ゴール。鹿島アントラーズFW伊藤翔が本拠地サポーターの前でさっそく結果を出した。泥臭く押し込む先制点でチームのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)本戦進出に貢献し、「気持ち的に良かったし、これから乗っていける」と笑顔で振り返った。
5年間過ごした横浜FMを離れ、鹿島で迎えた最初の公式戦。先発した伊藤は0-0の前半18分、ゴール前のこぼれ球を逃さず押し込んだ。「もともと初物では勝負強さを出せていたので、ここでも出せて良かった」。横浜FM初年度のJ1開幕戦でもゴールを決めており、良いイメージを結果につなげた。
その後はいったん追いつかれたが、終わってみれば4-1の快勝。「まだ1試合しかやっていないけど、アントラーズらしい試合ができたと思う」。通算20冠を誇る常勝軍団に加わった30歳は、新天地が伝統とする巧みな試合運びに手応えを示した。
この勝利でチームはアジア連覇への挑戦権を獲得。自身にとっては14年に続いて2度目の出場が決まった。「ACLは楽しい大会。Jリーグでは体験できない選手、チームがいるので刺激になる。ただ、楽しむためにやっているわけじゃない。しっかり結果を残すためにやっていく」。目指す場所は頂点だけだ。
(取材・文 竹内達也)
◆加入初戦で初ゴール!! 鹿島FW伊藤翔「アントラーズらしい戦いができた」(ゲキサカ)