◆◆オプション増刊 / 2019年1月号
ブレーメンは12日、FW大迫勇也を今夏のコパ・アメリカに参加させないことを決定したとクラブ公式サイトで発表した。
日本代表は6月にブラジルで開催されるコパ・アメリカに参加するが、ブレーメンは大迫の招集を拒否する構えだ。マネージャーのフランク・バウマン氏が「我々はすでに日本サッカー協会(JFA)に通達した」と明かし、「もちろんユーヤは日本代表に貢献したいと思っているが、JFAとブレーメンは最も重要な日本人選手の1人を酷使しないように気をつけるべきだ」と話した。
バウマン氏は「ユーヤはブレーメン移籍後、昨夏はワールドカップ、今冬はアジア杯によって、チームの重要な準備期間に参加できなかった」と指摘。クラブ公式サイトは「ユーヤ・オオサコが長期的かつ継続的にトップフォームを維持できるように、ブレーメンとJFAは協力していかなければいけない」と招集拒否の理由を伝えている。
大迫は、アジアカップからチームに復帰後、背中の腱に炎症が見つかり、公式戦2試合の欠場を強いられている。10日のアウクスブルク戦後には、フローリアン・コーフェルト監督が「彼が戻ってきたものの、プレーできない状態にあることに驚かされている」と不満を漏らしていた。バウマン氏も「ユーヤがアジア杯の準決勝と決勝でプレーでき、ケガを悪化させたわけではないのに、チーム合流後には万全な状態でなかったことに驚いている」とコメントした。
◆ブレーメン、大迫勇也のコパ・アメリカ招集を拒否…幹部「すでにJFAに伝えた」(サッカーキング)