ワールドサッカーダイジェスト 2019年2月7日号【電子書籍】
鹿島アントラーズは12日、法政大学2年のU-21日本代表FW上田綺世が2021シーズンから加入することが内定したと発表した。
上田は1998年生まれの20歳で、身長182センチメートルのFW。鹿島ジュニアユースノルテから鹿島学園高校を経て法政大に進学した。1年時から主力として活躍し、関東大学リーグ1部では2年通算で39試合出場23得点を記録。1年時に総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント、2年時に全日本大学サッカー選手権(インカレ)制覇を経験している。
そして上田は年代別代表にも名を連ね、U-21日本代表の一員として出場した2018年のアジア大会では、決勝トーナメントで3得点を記録。2020年の東京オリンピックで、エースとしての活躍が期待される。
下部組織出身のストライカーが、高校と大学を経て鹿島へと“復帰”することが決まった。鹿島は上田について「身体能力の高さと正確なシュート技術を併せ持つ、オールラウンダーなストライカー。動き出しとゴール前のポジショニングにも優れ、点取り屋に必要な能力を兼ね備える」と紹介している。