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◆明治安田生命J1リーグ▽第10節 鹿島3―0清水(3日・カシマスタジアム)
鹿島は3―0の圧勝で清水を下した。前半10分にFW土居聖真が先制点を挙げると、後半24分に途中出場のU―20代表MF安部裕葵が追加点。3分後には日本代表DF安西幸輝が年号またぎの2戦連発でトドメを差した。
採点と寸評は以下の通り。
大岩剛監督【6・5】ここ2戦で停滞した「白崎OUT」で見事な追加点を生み出す。大渋滞を乗り切った約3万人のサポーター(と約10人の鹿島番記者)に勝利をプレゼント
GK権純泰【6・0】得点直後の好セーブで流れを渡さずチームを引き締める
DF永木亮太【6・5】白崎交代時の隙に最前線へ駆け出し伊藤と戦術確認。セルジが痛んだ際も最前線へダッシュし励ます。走る誠実献身尊重
DF犬飼智也【6・5】燃えないはずがないユースから所属の古巣戦で、冷静かつ冷酷に元同僚を完封
DF町田浩樹【6・0】序盤のあたふたは要反省。エアバトルで苦戦も地上戦での奮闘は光る
DF安西幸輝【6・5】年号またぎの2戦連発で年間10発ペースの今季3点目。白崎をうまく操り、白崎にうまく操られる
MF三竿健斗【8・0】圧巻パフォーマンス。縄文時代なら天下が取れたであろう狩人っぷり。守備で客を呼べる選手が中盤にいる安心感。MOM
MFレオシルバ【6・5】残念そこにはレオシルバ、残念そこにもレオシルバ。雑すぎるパスでの自作自演も何度かあったが
MFレアンドロ【7・0】因果応報。周りを使えば自分も使われる。柔らかなタッチで相手を翻弄し安部弾アシスト安西弾起点
MF白崎凌兵【6・5】1点目の起点。大ブーイングを糧に、実力と覚悟を証明
FW土居聖真【6・5】インステップで先制点を射抜く。味方にパスを回させる絶妙ポジショニングも見逃せない
FW伊藤翔【6・5】潰れで1点目を間接アシスト、おとりで2点目を間接アシスト…からの3点目を正真正銘アシスト
MF安部裕葵【7・0】後半19分IN。待望の10番初得点。強烈シュートで3点目もお膳立て
FWセルジーニョ【―】後半31分IN。出場時間短く採点なし。ACLジョホール戦、頼みます
MF遠藤康【―】後半40分IN。出場時間短く採点なし。ACLジョホール戦、頼みます
飯田淳平主審【5・5】前半3分清水FKは誤審。だがFK時に正しいとされる位置から見ており、それはゴールライン上の見極めが困難=副審の範疇となる位置。しかし副審の位置からもGKが右に飛べばその背中で死角になってしまう。広島―横浜M戦と合わせ、リーグ全体で考えるべき問題
※平均は5・5~6・0点。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ
◆【鹿島】採点&寸評 3―0で清水に圧勝!MOMは中盤に君臨の狩人、誤審疑惑の主審は…(報知)