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岩手県民の模範となった人に贈られる、令和最初の県勢功労者です。表彰式が29日、知事公館で行われ、医療やスポーツなどの分野で岩手の発展に尽くした4人に表彰状が贈られました。
今年度の県勢功労者に選ばれたのは、元県食生活改善推進員団体連絡協議会会長の桑原文子さん。元・国保沢内病院院長の増田進さん。県経営者協会会長の佐藤安紀さん。そして元・プロサッカー選手の小笠原満男さんの4人です。
小笠原さんは現在、所属していた鹿島アントラーズのアカデミー・アドバイザーを務めていて、クラブでの業務のため、表彰式には父親の正治さんが代わりに出席。「たくさんの勝利とタイトルで、岩手の方々に喜んでもらえたなら光栄に思います」とのコメントを寄せました。
また、長年に渡って過疎地域での医療の基盤整備に貢献してきた増田さんは、受章に当たって若い医師たちへエールを送りました。
(増田さん)
「へき地医療や地域医療と言うと、街のなかでの医療と違うものに感じるでしょうが、そうではなくむしろ一番やりがいのある仕事だと思う。怖がって敬遠している感じがしますが、飛び込んでみればこれほどやりがいのある良い仕事はない」
受章者に対し達増知事は、「県民を代表し、ご功労に敬意と感謝の意を表します」と祝いの言葉を述べました。
◆令和最初の県勢功労者表彰式/岩手(IBC岩手放送)