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鹿島アントラーズは30日、6月1日のG大阪戦(パナスタ)に向けて鹿嶋市内の練習場で紅白戦を行った。
連戦とスタジアムでの非公開練習が重なったため、紅白戦が公開されたのは約1カ月ぶり。15分×2本と短い時間だったが、鹿島らしく激しくぶつかり合った。MF遠藤とDF関川が交錯した場面では衝撃で関川が倒れ込み、一時試合が中断されたほどだった。
中でも、気迫のこもったプレーを見せたのがMF名古新太郎(23)。大卒1年目ながら「あれくらいやらないと。正当に行ってファウルになるのは仕方ないと思っているし、守備の面でももっとやらないとダメ。鹿島だったらあれくらいやるのが普通」と、既に“鹿島らしさ”とは何たるかを心得ている。
ボランチが本職で、ライバルはMF三竿、レオ・シルバ、永木ら。攻撃のセンスに定評があるが、鹿島に来てからは守備面での意識も高まったといい「ボールを奪いきるのも技術。そこはもっと(精度を)高めていかないと」と自身に言い聞かせた。【杉山理紗】
◆鹿島名古「もっとやらないと」激しい紅白戦で気迫(ニッカン)