日刊鹿島アントラーズニュース: ◆ディフェンダー目線で久保建英を語る昌子源「敵だとしたら本当に困る」(GOAL)

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トゥールーズに所属する昌子源が、日本代表デビューを果たしたFC東京の久保建英について語った。

日本代表は9日、キリンチャレンジカップ2019でエルサルバドル代表と対戦し、永井謙佑の2ゴールもあって2-0で勝利した。この試合、最も観客が沸いたのは67分、18歳の久保が代表デビューでピッチに立った時。フル出場で完封勝利に貢献した昌子も、「試合に集中していましたが、観客の反応で『あ、来るんだ』ってわかりました」と、スタジアムの盛り上がりを感じたという。

また昌子は、要所で鋭い仕掛けを繰り出して存在感を発揮した久保のプレーについて、「ここ一週間、彼の練習中のプレーを見ていても、もっとできる選手。彼自身もそう思っているはずですよ。凄い良い選手」と特に驚きはなかったと明かした。

さらに、ディフェンダー目線から久保のプレーについて、昌子は「彼がサイドにいるか、中央にいるかでも対応がかなり異なると思います。DFをかわしてシュートにもいけるし、自分に注目させてラストパスも出せる。ペナルティエリア内やその近くにいられると本当に困る選手。持ち方を含めて、ほんと何でもできるような感じです。（中島）翔哉、（南野）拓実、（堂安）律も含め、本当に創造性が豊か。味方で頼もしい」とコメント。多士済々の若い前線の選手たちに全幅の信頼を寄せていた。

昌子はこの日、冨安健洋、畠中槙之輔と3バックを形成。自身のポジション争いについては「二人ともすごく良い選手。またお互いの長所もあります。対人だったりの強みがあったりして、真ん中の僕は後ろからできるだけサポートすることを心がけたりしていた。自分は自分の良さを出していくだけです。（自分の声がよく）聞こえていたと（記者に）言われたけど、それも自分の強みの一つですしね」と口にし、今後も自身の長所を存分に出してアピールしていくことを強調した。

日本代表はこの後、キリンチャレンジカップから一部変更されるメンバーで、ブラジルで日本時間15日から開催されるコパ・アメリカ2019に参戦。18日のグループC第1戦でチリ代表と対戦する。

【日本代表戦日程】

キリンチャレンジカップ：6月5日（水）日本 0－0 トリニダード・トバゴ

キリンチャレンジカップ：6月9日（日）日本 2-0 エルサルバドル

【コパ・アメリカ日本代表戦の日程（日本時間）】※DAZN独占配信

グループC第1節：6月18日（火）8:00～ vsチリ

グループC第2節：6月21日（金）8:00～ vsウルグアイ

グループC第3節：6月25日（火）8:00～ vsエクアドル