ページ

2019年8月3日土曜日

◆鹿島一筋、曽ケ端が40歳誕生日迎え「すごく幸せ」(ニッカン)



曽ヶ端準 Hitoshi.Sogahata


鹿島アントラーズ栄光の軌跡 サッカーマガジン 2019年 1月号増刊 【雑誌】


鹿島アントラーズ一筋22年目のGK曽ケ端準が2日、40歳の誕生日を迎えた。10代から40代まで、1つのクラブでプレーし続けた選手はJ史上初。

練習後はチームメートから水をかけられ、手荒い祝福を受けた。誰もに愛される“ソガさん”は「40歳を鹿島で迎えられてすごく幸せ。何歳になっても、プロになったときから『チームが優勝するために』というのは変わりない。それに貢献できるようにやっていくだけ」と謙虚に40歳の抱負を述べた。

GKクォンに正GKの座を譲っているが、常にベンチからチームを盛り立てている。給水時には率先してピッチ際に立ち、ボトルを渡す。際どいオフサイドの判定には、副審へ詰め寄り説明を求める。どこにいても勝利のために行動する姿は、大岩監督が「いるだけでクラブの全てを体現している」と例えるほどだ。

プロ入り直後は「30歳くらいまでできれば」と考えていたが、気がつけば40歳。小笠原満男氏(現在は鹿島のアカデミー・アドバイザー)が昨季をもって引退し、鹿島に残る黄金世代は1人となった。「ジーコは40歳でハットトリックをした。どこまで続くか分からないけど、1日1日大切にやっていければ」。いつ出番が来ても良いように、万全の備えで構えている。





◆鹿島一筋、曽ケ端が40歳誕生日迎え「すごく幸せ」(ニッカン)