独2大紙で週間ベスト11入り。
ブレーメンは1日に行われたブンデスリーガ第3節でアウクスブルクに3-2での今季初勝利を収めた。ドイツ誌『キッカー』はこの試合で2ゴールを決める大活躍を披露した日本代表FW大迫勇也をマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)と週間ベスト11に選んだ。
2-3で落とした前節ホッフェンハイム戦で今季リーグ戦初ゴールをマークした大迫は、アウクスブルク戦では6分に自陣からのカウンターで相手DFラインの背後を取り、ハーフエーライン付近から独走して先制点を奪う。さらに2-2で迎えた67分には、左からのクロスに冷静に合わせてボレーシュートを叩き込んでいる。
ブレーメンをリーグ戦初勝利に導いたそんな大迫だが、『キッカー』での評価はチーム単独トップの「2」。大迫の1点目をアシストしたFWニクラス・フュルクルークや、チーム2点目を決めたアメリカ代表FWジョシュ・サージェント、MFヌリ・シャヒンは2位タイの「2.5」となった。大迫はさらにこの試合のMOMにも選出され、次のような寸評が記された。
「トップ下のクルーゼ・ポジションで際立ち、活発な動きを披露。ユウヤ・オオサコは1-0を決める際、極めて冷静だった。1人多いブレーメンが押し込んでいる状況で、勝敗を決定付ける3-2では正しい位置を取っていた」
なお『キッカー』は大迫を『ビルト』に続いて第3節ベスト11にも選出。中盤ダイヤモンドの4-4-2のトップ下として、今季初めて名を連ねている。
(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)