日経 TRENDY (トレンディ) 2019年 11月号 / 日経TRENDY編...
今夏に鹿島アントラーズからバルセロナBに加入したMF安部裕葵は、同チームに適応するために奮闘しているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ 』が伝えている。
今夏に日本人選手の獲得方針を立て、安部をBチームに引き入れることを決断したバルセロナ。『ムンド・デポルティボ 』によれば、同クラブの指導者たちは安部のプレーに感銘を受けているようだが、しかしチームへのさらなる適応が必要だと感じているとのことだ。
適応する上で最も大きな問題となっているのは、やはり言語の模様。安部はその問題を解消するために努力をしている様子で、『ムンド・デポルティボ 』は次のように記している。
「彼が抱える第一のハンディキャップは言語であり、そのためにチームメートやスタッフとの関係を深めることに苦労している。彼は英語も使うことができないだから。よってヒロキは、スペイン語のクラスを1日に2回受けている。朝にラ・マシア(バルセロナの下部組織寮)で、そして午後に自ら進んでクラスを受講しているのだ」
『ムンド・デポルティボ 』はさらに、安部がバルセロナBの戦術にも適応している段階として、同選手がそのために今回のU-21日本代表招集を断ったとも記載。安部の目標が東京五輪出場であり、その目標を達成するためにも、スペインでの挑戦に全神経を傾けていることを強調している。
◆安部裕葵、バルセロナBへの適応に奮闘…スペイン紙「1日に2回スペイン語の授業を受けている」(GOAL)
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◆安部裕葵、バルセロナBへの適応に奮闘…スペイン紙「1日に2回スペイン語の授業を受けている」(GOAL)