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全国高校サッカー選手権静岡県大会の決勝トーナメント(T)準決勝が9日に行われる。静岡学園は、昨年決勝で敗れた浜松開誠館と対戦。強化してきたセットプレーで雪辱を果たし、3年連続の決勝進出を決める。
開誠館撃破への鍵はセットプレーだ。静学は昨年の決勝で、1点目はCKから頭で、2点目はFKからオウンゴールと共にセットプレーで失点。浜松開誠館と準決勝での再戦が決まった川口修監督(46)は「セットプレーが強い。今年も苦しめられるんじゃないか」と警戒した。
静学は個人技による攻撃が伝統だが、今年は9月下旬よりカバーリングを徹底させるなど、複数で守ることを意識してきた。相手のセットプレーは種類が豊富で、昨年の決勝で先発したMF浅倉は「何をしてくるかわからなかった」と振り返る。DF田辺は「相手はフィジカルも強いがチーム全体で守ることが大事」と自信をのぞかせた。
静学が開誠館のお株を奪う。準々決勝(対飛龍)ではJ1鹿島内定のMF松村が徹底マークされたが、前半32分に左CKからDF田辺が頭でゴール。「相手の強みであるセットプレーで先制点を取れれば、メンタル的にも優位に立てる」と田辺。DF阿部主将らと共に、高さを生かしてゴールを狙う。
6月のプリンスリーグ8節で対戦した際は、3―0で勝利。会場のエコパは県総体決勝で清水桜が丘に敗れた因縁の地でもある。阿部は「開誠館はライバル。集中して、いい内容で勝ちたい」と完勝を誓った。(山田 豊)
◆昨年の再現へ「エンジョイ」
浜松開誠館は2―1で勝利した昨年決勝の“再現”を狙う。FW熊取谷一星(2年)は「今年はエンジョイがテーマ。相手どうこうではなく、笑顔でサッカーができたら」と平常心でのプレーを心がける。準々決勝でPKをセーブするなど好調なGK菅沼一晃(3年)は「自分の仕事は止めること」。静学の攻撃陣と真っ向勝負する。
◆静学、昨年決勝のリベンジだ 9日全国高校サッカー選手権静岡県大会準決勝で浜松開誠館と対戦(報知)