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2019年7月13日土曜日

◆神戸DF西大伍の「デート企画後編」が公開! 最後は2人きりのノエスタで…「どちらかと言うと見ないでほしい」(ゲキサカ)






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 ヴィッセル神戸は12日、DF西大伍(31)が出演する『DAZN(ダゾーン)YouTube』での恋愛リアリティショー『金J特別デート企画』後編の公開を発表した。

 相手役はセント・フォース所属で、情報番組のお天気キャスターとして出演もしていたCanCam it girlの今井美桜さん(22)。西を案内役に、初対面の2人が神戸の街をデートする企画で、9日には前編( https://youtu.be/5MO-vkelHh8 )が公開されていた。





 後編ではドライブデートからスタート。2人の好みのタイプなどを話しながら須磨海浜公園に到着すると、釣りが趣味の西は興奮した様子。写真を撮り合ってすっかり打ち解けた2人は、デートの最後に神戸の本拠地「ノエビアスタジアム」へと向かう。

 西は12日に自身のツイッター(@daigonishi22)を更新。9日には「絶対見ないでくれ」と伝えていたが、今回は「どちらかと言うと見ないでほしい」とコメントしている。

■以下、恋愛リアリティショー『金J特別デート企画』後編







◆神戸DF西大伍の「デート企画後編」が公開! 最後は2人きりのノエスタで…「どちらかと言うと見ないでほしい」(ゲキサカ)




◆バルサは安部裕葵のどこに惚れたのか。 「久保より先に追っていた」(Sportiva)






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 7月7日、スペインのスポーツ紙『エル・ムンド・デポルティーボ』は、バルセロナが鹿島アントラーズの攻撃的MF、安部裕葵(20歳)と契約を結んだことを伝えている。年俸は110万ユーロ(約1億4000万円)で、3年契約プラス2年延長のオプション付き。7月6日に行なわれたジュビロ磐田戦が、日本での最後の試合だと報じている。

「ホセ・マリア・バケーロ(バルサ強化部長)は個人的に、久保建英より先に安部を追っていた。今年の1月からだ」

 同紙は、安部こそがターゲットだったと強調している。安部以外に、セレッソ大阪の攻撃的MF西川潤(17歳)にも触手を伸ばしている状況を記事にしている。こちらは国際的な移籍が解禁になる18歳になった時点で獲得する目論見か。

 安部は近日中にバルサに合流。当面は、セカンドチームであるバルサBが主戦場になる。ただし、トップチームが7月下旬に予定しているアジアツアーへの参加予定もあるという。

 はたして、バルサは安部のどこに惚れたのか?

 まずバルサには、EU外の有力外国人選手をバルサBで獲得するという背景があった。

 2014年4月、バルサはFIFAから「18歳未満の外国人選手獲得及び登録に違反がある」とされて、補強禁止の制裁を受けている。これにより当時14歳だった久保建英も、帰国せざるを得なかった。この裁定によって、バルサは”青田買い”が制限され、下部組織であるラ・マシアの強化において政策の転換を迫られた。

 それ以来、バルサBは18~20歳の有力な若手に絞って、世界中から積極的に補強するようになった。18歳未満の選手は獲得できず、じっくり育成できない。そんな状況下での苦肉の策だった。

 ただし今のところ、このやり方は成功を収めているとは言い難い。

 2部残留を目指していた2017-18シーズンは、あえなく2部B(実質3部)に降格。主力だったブラジル人のビッチーニョ、ホンジュラス人のアンソニー・ロサーノ、アルゼンチン人のマティアス・ナウエルは、いずれもすでに退団している。2部Bで昇格を目標に据えた2018-19シーズンも8位にとどまり、プレーオフにも届かなかった。コートジボアール系のカナダ代表FWやウルグアイ人の有力センターバックなど、各国から人材を集めたものの、結果は出せていない。

 なにより、この移籍ケースでのトップチーム定着が1件もないという現状がある。

 現実的に考えれば、実質3部で活躍しても、その選手をトップチームには引き上げることはできない。それはたとえ2部でも、そう変わらないだろう。レベルの差がありすぎるのだ。

 下部組織を通じて育てられた選手なら、トップでプレーするうえでの利点がある。クラブのプレー規範が叩き込まれているからだ。しかし20歳前後でやってくる選手はそうではない。それだったら1部リーグの有力選手を補強する方が手っ取り早いのだ。

<バルサのブランドで箔付けし、中堅クラブに高く売る>

 実際には、バルサBの選手はそうなる可能性のほうが高い。たとえば500万ユーロ(約6億5000万円)で獲得したブラジル人DFマルロン・サントスは、1シーズン、バルサBでプレーさせ(トップチームでも2試合出場)、ニース(フランス)に貸し出し後、サッスオーロ(イタリア)に600万ユーロ(約7億5000万円)プラス出来高(50試合出場)600万ユーロで売却。堅実に利益を上げた。

 選手にとっても悪い話ではない。トップチームに昇格する可能性は常にある。同時に、それが無理でも中堅クラブでセカンドチャンスが得られるのだ。

 フローニンゲン(オランダ)で堂安律のチームメイトだった18歳のMFルドヴィト・ライスも、来季はバルサBに加入する。展開力や持ち上がる迫力だけでなく、ボールを奪う能力も際立つ。戦闘力の高い選手である。

 安部も20歳と若いが、物怖じせずに技術を出せる。コパ・アメリカでも、南米の手練れを相手に1対1で対峙しても負けていなかった。ゴールに近づくにつれ、怖さを増し、ひ弱さを見せなかった。

 その点でも安部はバルサのお眼鏡にかなったということかもしれない。

 おそらく安倍は、逆足の左サイドアタッカー、もしくは「フェイク9」での起用になる。左サイドから中へ切り込み、右足で決定的仕事をするか、ボックス付近でゴールに迫り、プレーメイクにも絡む。

 過去のトップチームでいうと、前者はアンドレス・イニエスタ、ペドロ、アレクシス・サンチェス、ネイマール、フィリペ・コウチーニョ、ウスマン・デンベレらが担当し、後者はセスク・ファブレガスやリオネル・メッシが任されてきた。

 共通するのは、ゴール、もしくはそれを引き起こす仕事が求められる点だ。

 新シーズン、バルサBを率いる監督候補に、クラブ史上最高のGKのひとり、ビクトル・バルデスの名前が挙がっている。現監督のガルシア・ピミエンタは、トップのコーチになる可能性が濃厚と言われる。クラブとしては”レジェンド”の登用で、育成部門の再編成を図りたいところか。

 安部はポテンシャル的には申し分ない。ただ、語学力などコミュニケーション全般で苦労するだろう。この点では久保よりもハンデがある。それを乗り越えて、まずはバルサBで結果を叩き出す必要がある。


◆バルサは安部裕葵のどこに惚れたのか。 「久保より先に追っていた」(Sportiva)





◆安部裕葵をバルサへ導いた成長欲。 「挑戦する回数が人生では大事」(Number)



安部裕葵 Hiroki.Abe


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 2019年夏。FCバルセロナに所属する初めての日本人選手が誕生した。

 安部裕葵20歳。7月12日、クラブ間合意が発表された。

「瀬戸内から鹿島に来られたのだって、夢のような話でした。そして、今回このようなチャンスがもらえた。鹿島に入っていなければ、僕は普通の大学生だったと思うので。正直、失うものはなにもない。

 大学生になるはずだった僕を海外でサッカーができるまでに(育ててくれて)、そしてバルセロナというチームへの切符を手にできた。それは鹿島というチームに育ててもらったから。僕ひとりで果たせたものじゃない。そういうなかでこういうチャンスをもらったのに、行かないという選択肢はない」

 クラブハウスで安部が口にしたのは、高校を卒業し、鹿島アントラーズからオファーが届き、加入を決めたときの話だった。

 中学時代はS.T.FOOTBALL CLUB(エスティーフットボールクラブ)というクラブチームでプレー。プロ入りを目指して選んだのが、広島県にある瀬戸内高校。しかし、そこで先発の座を確保できたのは、3年になってからだった。

 それでも、夏のインターハイでの活躍が鹿島の椎本邦一スカウトの目に留まった。それは同ポジションで獲得を目指していた別の選手に断られたことがきっかけでもあった。

 正直にそれを告げたうえで、交渉が始まった。「話をしてみたら、(柴崎)岳のような雰囲気があり、しっかりとした考えの持ち主だった」と椎本氏は当時を回想している。


サッカーの本質を学びたい。


 アンダー年代の代表に選ばれたこともない無名の選手。そんな状態でプロ生活が始まった。

 途中出場が多かったルーキーイヤーを経て、2シーズン目となった2018年は先発出場が増えた。U-19代表にも選ばれると、自然に海外を意識するようになっていく。それはクラブやリーグへの憧れというよりも、「成長したい」という向上心だった。

 鹿島でも、自分が気になる選手がいれば自分から話を聞いた。そして自身の変化を客観的に捉える力が、安部にはあった。出場機会が増えた昨シーズンには、サッカーに対する考え方も変わった。

「僕自身、去年の途中あたりからサッカーがすごく好きになった。今まではただボールを追いかけて、ガムシャラにしかやってこなかった。だから、戦術的なものをほとんど経験してこなかったんです。

 でも今はもっとサッカーの本質、そういうものを学びたいと強く思っています。ポジショニングだったり、見るところだったり。いつも何か吸収できることがあるんじゃないかと、常に気を張りながら練習や試合に臨んでいます」


内田篤人が話していた安部評。


 サッカーはひとりでできるスポーツではないし、ボールを持った時のプレーだけがサッカーではない。自分のポジショニングが味方を動かし、チームを変えていく……それを意識するようになった。

 試合に出続けるために、自身に足りないものを探す。きっと鹿島の中で、そんな思考が必要だと気づいたのだろう。

 優勝したACLでは守備でも奮闘し、クラブW杯ではゴールも決めた。レアル・マドリーに敗れた後、周囲の目を気にすることなく、号泣していたことも懐かしい(実は本人は当時から現在まで、この話をしたがらない)。

「裕葵の練習に対する強度には、『海外でやる』という意志が見え隠れしてる。そういう追い込み方でやっている。べつにハッパをかけなくても頑張れるタイプだから」

 内田篤人は安部について、そんなふうに話していたのが印象深い。


「サッカーは助け合いだから」


 背番号10を担った今季の安部は、先発出場が減った。また得点やそれに繋がるアシストなど、目に見える仕事というのは少なくなったかもしれない。それでも、本人は「伸び悩みだとかそういうことは感じていない」と話している。

 その中で心境が垣間見えたのは、4月のACLグループステージ、アウェーでの慶南戦でのことだった。チームは2点ビハインドから逆転勝利したが、安部に笑顔はなかった。チーム全体がうまくいかなかっただけでなく、安部自身が活きる場面も少なかったからだ。

「仕掛ける場面、ドリブルする場面がなかった。そういう位置で受けないといけないのも確かだけれど、ボールを受けられないので、もうひとつ手前の位置でプレーするしかなかった。そうなると窮屈だし、やはり自分の得意な位置、形でボールをもらいたい。でもそんな自分の思い通りにはいかないので。

 サッカーはチームスポーツだし、助け合いだから。僕も味方に助けてもらっているし。でもちょっとでも早く自分のスタイルを確立できれば、チームの助けにもなると思う。それができるようになりたい」

 自分のやりたいプレーを表現できないというストレスはどんな選手でも持つものだ。しかしそれを飲み込んで「助け合いだから」と言い、そして「個も大事。それをもっと磨きたい」と前を向いた。

 3分程度の会話だったが、彼の気持ちや切り替えの速さ、そして思慮深さを思い知った。


成長できる環境なら高望みするべき。


 バルセロナからオファーが来たら、選手ならば喜んで当然だ。悩んだり、躊躇する必要はないだろう。だとすれば「なぜ、バルサへ?」と聞くのも、また愚問なのかもしれない。

「新しい環境で自分の力を出しにいくだけでなく、成長するために行く、というのを常に考えています。誰かとの勝ち負けや競争ではなくて。もちろん、試合に出られればそれはそれ。ただ、それ以外の時間は自分自身の成長を求めたい。結局、それができない人は競争には勝てないですから。

 まして、僕は20歳です。試合に出られる身の丈にあったクラブへ行ったほうがいいなんて思わない。そういう気持ちだったら、鹿島にも来なかったはず。もちろん、海外へ行けば必ず成長できるという保証もないですよ。

 でも学校の勉強と一緒じゃないですか? 年齢が上がるごとに知らないことをどんどん学んで、テストしての繰り返し。サッカーも同じです。知らないものを学べるか、自分の経験していないものを素直に採り入れられるか、どこまで行けるかだと思います。

 僕は鹿島に入って成長して、海外挑戦できることになった。成長することで自分だけでなく、親や周りの人も喜ばせられる。結果を出すには、運やタイミングなどいろんなことが影響してくる。でも、成長に関しては自分自身なので。成長できる環境なら高望みするべきだと思います。勇気というか、たぶん向上心、好奇心が僕には生まれつきあるので、自然とこういう選択ができた」


ただただ成長するために行くので。


 安部は将来から逆算するというよりも、足元を見ながら歩いているタイプだ。だからこそ、「日々、毎日を過ごす環境」が一層大事になるはずだ。

 学びがあふれる場所を彼は選んできたし、そういうクラブに選ばれた。バルセロナ入りの切符を手にした今も、キラキラと輝く未来を描いているわけではない。

「いや、何も考えてないですよ。ただただ成長するために行くので。それはサッカーを含めて……人として。もしサッカーを辞めた方が成長できるんじゃないかと思えばそういう選択をしますけど、しばらくそういう考えにはならないと思います。

 もし、Jリーグに戻った方が成長できるんじゃないか、と思えばJリーグに戻りますし、海外でずっと長くいた方がいいんじゃないかと思えば、もちろんそうします。そして今は海外で長くプレーした方が成長につながると考えています」


挑戦する回数が人生において大事。


 アーセナルに加入した稲本潤一など、若くしてJリーグからトップクラブへと移籍した日本人選手の系譜がある。そこに名を連ねた安部だが、未来に約束されたものは何もない。

「満足せず、挑戦する機会があれば、僕はいつまでも挑戦するつもりです。成功や失敗の数ではなく、挑戦する回数というのが人生において大事だと僕は考えている。失敗も成功もいい思い出になると思う。

 もちろん成功するつもりでがんばります。僕が活躍すれば、鹿島のためにもなる。そういう姿勢で感謝の気持ちを伝えていきたい」

 欧州で活躍する日本人選手の多くが、エリートと言われるキャリアを歩んできた。そこでは、日本代表や五輪代表などでの活躍が移籍に繋がっている場合が多い。そう考えると、安部の場合は異例とも言える。

 代表キャップはわずか3。Jリーグでも「これから」という選手だ。でもだからこそ、この挑戦の価値は大きい。

「憧れの選手なんていなかった。ある意味、冷めた子どもでした。小学生時代もサッカーはやっていましたけど、プロ入りについても考えたことはありませんでした。ただサッカーが好きで、負けず嫌いだったから。トレセンに選ばれたこともなかったし、Jリーグの下部組織に所属する機会もなかったですし」

 以前、自身の幼少時代を安部はそんなふうに話していた。プロになり、鹿島サポーターのキラキラした瞳に感動し、プロである喜びを明かしてくれたこともある。

 安部裕葵の未来は、今日の一歩、今日の練習から始まる。今までと同じように実直に歩んでほしい。







◆鹿島安部“超辛口”母に認められたい20歳の素顔(ニッカン)






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<とっておきメモ>

鹿島アントラーズFW安部裕葵(ひろき、20)が、スペインの強豪バルセロナに移籍することが12日、鹿島から正式発表された。メディカルチェックを経て、正式契約となる。

◇◇  ◇◇

頭脳明晰(めいせき)かつクールで冷静。20歳に見えない落ち着きを放つ安部だが、一度だけ、ハタチの本音をかいま見せた。

4月、家族の話をしていたときのこと。「喜んでくれたのはプロになったときくらい」と、母親が“超辛口”であることを明かしてくれた。試合を見ずともSNSで息子の名前を“エゴサーチ”し、厳しい評価が並んでいたら「調子に乗るな」と電話を鳴らす。本人は「サポーターからのブーイングみたいなもの」と、愛情の裏返しであることを理解しているが、遠くを見つめながらふいにこぼした言葉が忘れられない。

「いつになったら認めてくれるんかなあ。たぶん、一生このままやと思いますよ。日本代表になろうが、どうなろうが、いつまでも怒られ続けるんやろうな」

親に認められたい-。心理学者マズローの欲求段階説によると、承認欲求は「生理的欲求」「安全欲求」「社会的欲求」の外的欲求が満たされたときに出現する“精神的欲求”だ。思えば、瀬戸内高に単身サッカー留学した理由を尋ねた際も「母親の考えじゃプロになれないと思ったから」と話していた。負けん気の強さの裏には、母に認められたい20歳の素顔が隠れている。【杉山理紗】


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◆鹿島安部“超辛口”母に認められたい20歳の素顔(ニッカン)





◆【鹿島】安部裕葵にサイドバック転向プラン「全然大丈夫。すごく楽しみ」バルサ側から提案(報知)



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 鹿島は12日、日本代表MF安部裕葵がスペイン1部・バルセロナへの完全移籍で両クラブが基本合意に達したことを発表した。安部は同日、鹿嶋市内のクラブハウスで取材に対応し、「誰もが知っているビッグクラブ。冷静に考えるのはすごい難しかったですけど、時間がたつにつれて冷静な判断ができたと思います」と意気込んだ。

 囲み取材では驚きのプランも明かした。安部は「鹿島では常に前のポジションをやってきたけれど、それ以外でもできるんじゃないかという見方を(バルセロナ側が)してくれている」と話し、「ジョルディアルバ、ダニエルアウベスみたいなあのポジションを。バルセロナはサイドバックがすごく高い位置を取るので」と“サイドバック転向”の可能性があることを明かした。

 「鹿島もそうですけど、この時代のサッカーはサイドハーフよりもサイドバックの方が前を向ける回数が絶対に多い。自分自身も早い段階で気付いていたこと。鹿島のサイドバックの選手を見ていても、サイドバックの重要性を感じていたので。すごく楽しみですね」と話した。鹿島ではFWとして登録され、出場はほとんどがサイドハーフだったが、「(コンバートは)全然大丈夫です。めっちゃサイドバックやるみたいなかんじですが(笑い)、可能性があるという話です」と笑顔で語った。


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◆【鹿島】安部裕葵にサイドバック転向プラン「全然大丈夫。すごく楽しみ」バルサ側から提案(報知)





◆バルサ移籍の鹿島安部が決断語る「本質を学びたい」(ニッカン)



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鹿島アントラーズからスペイン1部バルセロナへの移籍が決まったFW安部裕葵(ひろき、20)が12日、鹿嶋市内のクラブハウスで取材に応じ、移籍を決断した理由を語った。

   ◇   ◇   ◇

決断の理由は、よりレベルの高い環境に自身を置くため。「高卒で鹿島を選んだように、良い環境で自分の人生を歩んでいきたいと思った。行きたくない感情は全くなかった。(今の自分にとってバルセロナは)僕が高校生のときのアントラーズのような存在」と説明した。高校時代ほぼ無名だった自身が鹿島というJリーグ屈指の強豪に飛び込んだように、より高いレベルに身を置くことを選んだ形だ。

バルセロナ関係者からは「前3枚は探していない。それ以外を器用にできる選手を探している」と、ポジションのコンバートを示唆されたことも明かした。鹿島ではFW登録で、4-4-2の左MFで出場することが多かったが、先方からは「それ以外もできるのでは?」と言われたという。4-3-3を採用しているバルセロナではDFジョルディ・アルバのようにサイドバックでの起用も考えられるというが、安部は「僕はポジションは気にしていない。サッカーの本質を学びたい」と、ポジションを超えた“サッカーの本質”が重要であると強調した。

バルセロナは昨季終盤から安部の全試合をチェックし、追い続けていたという。それでも、3年前まではほぼ無名の高校生。たった3年で人生が変わり、日本人として初めてバルセロナに挑戦しようとしている。「こういう成長スピードで海外に挑戦でき、チームにすごく感謝している。海外に行っても、数年後には今想像できないような立ち位置にいることもあるので、そうなるように一生懸命やっていきたい」と決意を述べた。




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◆広島の無名の高校生がバルセロナに入団するまで 鹿島・安部(毎日新聞)






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 「身の丈に合う合わないではない」。サッカーJ1鹿島からスペイン1部リーグの強豪・バルセロナへ移籍する日本代表FWの安部裕葵(ひろき)は言い切った。無名だった広島の高校生が、20歳の若さで世界のトップクラブ入りしたのは、「常に成長する」というぶれない気持ちでチャンスをつかんできたからだ。

 東京都出身の安部はJリーグの下部組織などには所属せず、広島県の瀬戸内高に進学した。自身が3年生になった年に広島でインターハイが開催されることが決まっていたため、地元開催の大会でプレーしてアピールすればプロに近づくと考えて選択した。2年時にレギュラーに定着し、思惑通り3年の時に初めてインターハイに出場。別の選手を見に来ていた鹿島のスカウトの目に留まり、同校初のJリーガーとなった。

 同校サッカー部の田中健二郎監督(44)は「当時から状況判断力や技術は高かった。背筋を伸ばしてドリブルする姿勢が良かった」と振り返る。大人びていて学業の成績も良く、「プロになって海外に行きたい」とも話していた。必要なプランも逆算していたという。

 田中さんは「冗談で『(名門の)鹿島から誘いがあればプロになってもいいぞ』と話していたら、本当にオファーが来た。『冗談が本当になりましたね』と笑っていたのを覚えている」と話す。バルセロナへの移籍に「まさかここまで来るとは」と感慨深げだ。

 鹿島では1年目から公式戦17試合に出場。意識が変わったのは2年目だ。先発出場の機会が増える中、「小中高と、ただボールを追っていた」自らのプレーを見直し、ポジショニングや周りの選手のひき立て方などを研究するようになった。2018年はJリーグのベストヤングプレーヤー賞に輝き、鹿島のアジア・チャンピオンズリーグ初制覇に貢献。今季は、元ブラジル代表で鹿島テクニカルディレクターのジーコ氏らが背負った「背番号10」を付けた。

 当面は3部相当のBチームでプレーする見込みだ。「レンタル移籍ですぐ他チームに出されるのでは」という臆測が流れていることは理解している。高卒で鹿島に入団した際も同じことを言われたからだ。だが、「『身の丈に合うように』なんて考えていたら高卒で鹿島に来ないし、プロにもなれていない。選択肢があるなら、僕は常に成長できる方を選ぶ。人生には成功や失敗の数ではなく、挑戦の回数が大事だ」と力を込める。

 最近、中学時代に所属していたチームのマネジメント会社を運営する元日本代表の本田圭佑に会い、「頑張れよ」とエールを送られた。ジーコ氏からは「チャレンジしていかないとプレーの向上につながらない。海外に行くのは時代の流れだ」と背中を押された。

 鹿島を2年半で去ることに悔いはない。「可能性は自分で作るもの。このチームに入っていなかったら普通の大学生にすぎなかったであろう僕が鹿島で成長したように、バルセロナでも成長したい」と決意を語った。【黒川優】




◆広島の無名の高校生がバルセロナに入団するまで 鹿島・安部(毎日新聞)





◆【鹿島】MF安部裕葵のバルサ決定!「頼りになる後輩」久保とクラシコ日本人対決(報知)










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 鹿島は12日、日本代表MF安部裕葵(20)がスペイン1部バルセロナに完全移籍することでクラブ間合意したことを発表した。来週にも渡欧し、メディカルチェックなどを経て正式契約を結ぶ。移籍金110万ユーロ(約1億3000万円)、3年間+2年間の延長オプション付き契約となる見込み。同国3部相当のバルセロナBに所属し、トップチーム昇格を目指す。RマドリードのMF久保建英(18)との伝統のダービーマッチ「クラシコ」での日本人対決を実現させる。

 世界屈指の名門クラブに、ついに日本人が加入する。安部のバルセロナ入りが12日、正式に発表された。「失うものは何もない。僕が高校を卒業して鹿島を選んだように、いい環境で自分の人生を歩んでいきたいと思った。行きたくないという感情は少しもなかった」。20歳は決意に満ちた表情で言葉を紡いだ。

 原則2年間は3部相当の「バルセロナB」が主戦場となる。かつて元スペイン代表DFプジョル、同MFシャビ、イニエスタ、同FWメッシらがプレーし、トップ昇格を果たした環境。「身近な後輩ですけど、頼りになる後輩。尊敬もしています」と語るRマドリードの久保と同じカテゴリーでしのぎを削り、「日本人クラシコ」実現へ、ともにトップチーム昇格を目指す。

 仰天のサイドバック転向プランも浮上した。鹿島ではサイドMFでプレーする安部だが、バルセロナ側は昨年の終わり頃から安部の出場試合を全てチェックし、サイドバックに適性を見い出してオファーを出したという。チーム合流後の見極めとなるが、ボール支配率が圧倒的に高いバルセロナのサイドバックは守備負担が少なく、守備よりも攻撃力が求められるポジション。安部は「(コンバートは)全然大丈夫。楽しみです」と意欲を示した。

 13日の仙台戦は欠場し、来週中にも渡欧予定。トップチームがチェルシー、神戸と対戦する日本ツアー(23日・埼玉、27日・ノエスタ)への帯同は現時点で未定で、渡欧後にチーム側と話し合う見通しだ。「自分の力を出しに行くわけではなく、成長するために行く。成長しなければいけないし、成長したい。だったら成長できる環境を選ぶのが当たり前」。誰もが憧れる世界的名門のユニホームに袖を通し、「ABE」の名を世界にとどろかせる。(岡島 智哉)

 ◆安部 裕葵(あべ・ひろき)1999年1月28日、東京都北区生まれ。20歳。城北アスカFCで本格的にサッカーを始め、本田圭佑がプロデュースする「ソルティーロFC」を経て瀬戸内高(広島)へ。2017年に鹿島入り。同年4月1日のJ1第5節大宮戦でデビュー。18年Jリーグベストヤングプレーヤー賞。6月の南米選手権でA代表デビュー。171センチ、65キロ。右利き。

 ◆スペイン3部相当リーグ 20チームを4組に分ける形で合計80チームが加盟。ホーム&アウェー総当たりの全38節。久保のRマドリード(カスティージャ)はグループ1、安部のバルセロナ(バルセロナB)はグループ3に所属するため、両チームの直接対決はない。レギュラーシーズン終了後に各組上位4チームの合計16チームでプレーオフを行い、2チームが昇格する。昨季成績はカスティージャが4位(プレーオフ敗退)、バルセロナBが8位。




◆【鹿島】MF安部裕葵のバルサ決定!「頼りになる後輩」久保とクラシコ日本人対決(報知)


◆「葛藤」経て鹿島からバルサへ…安部裕葵「チャレンジする以外の選択肢はなかった」(ゲキサカ)






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 鹿島アントラーズMF安部裕葵は12日、バルセロナへの完全移籍がクラブ間合意に達した。クラブ公式ツイッター(@atlrs_official)で安部の動画が公開され、「この度はバルセロナに移籍することが決まりました。いろんな葛藤があった中で皆様のサポート、声援、そしてチームメート、スタッフがいて、自分自身、このタイミングで海外移籍という挑戦するチャンスを与えられたと思っています」と報告した。

 決断に至った胸中を語った安部は「チャレンジ」という言葉を繰り返した。

「絶対にチャレンジする機会だと思うし、やっぱり一生のなかでこういうタイミングっていうのは何回来るか分からない。もちろん、ない人もいると思いますし、自分自身はこういうチャレンジできる立場にいるので、チャレンジする以外の選択肢はありませんでした」

「このチームを離れることになりますが、プロのキャリアを始めるチームがこの鹿島アントラーズですごい幸せだったし、このチームが大好きでした。でも、バルセロナに行くことでこのチーム(鹿島)だったり、ファン・サポーター、家族に良いニュースが届けられるように」

「たった2年半でしたけど、僕が高校生の時を考えたら今の状況なんて考えられない。次は何年後かは分からないですけど、2年半とは言わないし、もっと短いかもしれない。何があるか分からないので期間は分からないですけど、今、自分が想像できないような立ち位置にいるために日々努力して成長しようと思っています。2年間と半年、ありがとうございました」




◆「葛藤」経て鹿島からバルサへ…安部裕葵「チャレンジする以外の選択肢はなかった」(ゲキサカ)





◆鹿島安部バルサ移籍を正式発表!移籍金2・5億円(ニッカン)



安部裕葵 Hiroki.Abe


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鹿島アントラーズFW安部裕葵(ひろき、20)が、スペインの強豪バルセロナに移籍することが12日、鹿島から正式発表された。メディカルチェックを経て、正式契約となる。

関係者によると、移籍金は設定の満額を上回る約200万ユーロ(約2億5000万円)で、トップ昇格までの間は年俸25万ユーロ(約3125万円)となる見込み。原則2年間は2部B(3部相当)のチームでプレーする。現地の一部報道では3年契約とも報じられており、またバルセロナのトップチームが行う今月の日本ツアーに帯同するという報道もある。

◇◇  ◇◇

ついに“バルサ安部”が誕生した。日本人選手がプロとしてバルセロナ入りするのは初めて。RマドリードのMF久保建英(18)と対戦すれば、クラシコでの日本人対決が実現するかもしれない。

安部は瀬戸内高を卒業して17年に鹿島入団。プロ2年目の昨季はJリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞した。今季はU-20日本代表から“飛び級”で、南米選手権に臨む日本代表に初招集されていた。

プロ入り後は、世界と戦う機会が多かった。1年目にはJリーグワールドチャレンジでセビリアと、2年目にはクラブW杯でRマドリードやリバープレートと対戦。世代別代表にも定期的に招集され、事あるごとに「世界の壁」を感じてきた。

そんな経験からか、常に海外を意識したトレーニングや発言を繰り返していた安部。念願かなって、名門中の名門で欧州キャリアをスタートさせることになった。まずは2部Bからのスタートとなるが、すぐ隣でトップチームがトレーニングを積む最高の環境で、地道に努力を重ねていくはずだ。

◆安部裕葵(あべ・ひろき)1999年(平11)1月28日生まれ、東京都出身。兄の影響で4歳ごろサッカーを始め、城北アスカFC、本田圭佑のプロデュースするS.T.FCを経て、瀬戸内高へ単身サッカー留学。高3の夏の総体で鹿島に見いだされプロ入り。今季から鹿島で背番号10を背負った。171センチ65キロ、血液型O。右利き。




◆鹿島安部バルサ移籍を正式発表!移籍金2・5億円(ニッカン)


◆J1鹿島 総力戦で勝利を 13日、敵地で仙台戦(茨城新聞)






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明治安田J1第19節第1日は13日、各地で7試合が行われ、暫定4位の鹿島はユアテックスタジアム仙台で11位仙台と対戦する。キックオフは午後7時。通算成績は9勝4分け4敗、勝ち点31。 前節の磐田戦は2-0で勝利したが、試合内容は乏しかった。後方から攻撃を組み立てることができず、中盤でのパスミスが多かった。今週の練習はDFラインでのビルドアップを確認。町田は「その成果を試合で出したい」としつつ、「相手を見て自分たちが変化してないといけない」と柔軟な判断を強調した。

今節を前に安西、安部がそろって海外移籍。シーズン途中に主力2人が抜ける事態は痛手だが、総力戦で乗り切るしかない。大岩監督は「短いスパンでいろいろなことが起きたが、このクラブでは起こり得ること。今いるメンバーで勝っていくしかない」と話した。左サイドは前節1ゴールの小池、故障から復調した白崎が組む。試合ごとに連係を深め、チームの新たな武器となれるか。

仙台は身長192センチの長沢が攻撃の起点。ロングボールに対処できるかが鍵となる。前日練習後、大岩監督は犬飼と町田、ブエノを集めて「前節はチームがうまくいっていなくても0で抑えて勝った。ぶれずに自信を持て」と伝えた。センターバック陣は攻撃に気を使いながらも、無失点が最優先。犬飼は「まずは自分たちの仕事を割り切ってやる」と言葉に力を込めた。(岡田恭平)








◆J1鹿島 総力戦で勝利を 13日、敵地で仙台戦(茨城新聞)