◆明治安田生命J1リーグ第1節 広島3―0鹿島(23日・Eスタ)
新生・鹿島が広島に大敗し、黒星スタートとなった。3失点中、単純なミスから2失点。序盤の決定機で連続して2度ポストに当てるなど、攻撃陣も振るわなかった。ACLプレーオフ、ルヴァン杯と今季公式戦3連敗。ザーゴ監督は「(失点場面で)チームをつくる上でやってほしくはないことをやってしまった。開幕戦なので勝って終わりたかった」と振り返った。
今季から指揮を執る同監督はDFラインから攻撃を組み立て、守備では前線から奪いにいくサッカーを標ぼう。型にはめることが増えた。個人の判断を強みとし、多くのタイトルを重ねてきた鹿島だが、近年は度重なる選手の海外流出で維持できなくなっていた。より組織的に、自動的に。敵味方問わず「鹿島っぽくない」と聞こえるが、FW土居は「もがく」と腹をくくった。
◆【鹿島】ミスミス3失点大敗…土居、黒星スタートに「もがく」(報知)