ページ

2020年6月22日月曜日

◆「サポーターに認めてもらわないと」あのときの一言(ニッカン)





【中古】鹿島アントラーズオフィシャルDVD ATSUTO UCHIDA LIKE...


<サッカー、あのときの一言~40>

Jリーグは6月27日のJ2再開とJ3開幕、7月4日のJ1再開を発表しました。約4カ月ぶりに迎えるその時を前に、日刊スポーツでは歴代のJリーグの選手、監督、関係者から生まれた言葉をピックアップ。あの日、あのときの印象的なシーンを振り返ります。

    ◇    ◇

「サポーターに認めてもらわないと、喜びってないんだよね、若い選手って、特に」

主将として鹿島アントラーズを率いた、19年シーズンのDF内田篤人(32)の言葉だ。開幕戦で昇格組の大分トリニータに敗れ、第2節では川崎フロンターレに引き分けた。試合後、一部サポーターからのブーイングを受け、内田はスタンドに向かっていった。

その理由のひとつが“若い選手のため”だった。後日、内田に話を聞くと、前述の言葉が返ってきた。振り返ると、川崎F戦後の内田は、ミックスゾーンで若い選手を思いやる発言を繰り返していた。

この試合で先発に抜てきされたDF町田浩樹(当時21)については「こういうしびれるゲームをやっていくと、嫌でも成長する。隣で成長させていかなきゃいけない。190センチの左利きのセンターバックなんて、そういないよ。そういうのもちょっと、楽しみだったり」。

その年の夏にバルセロナに移籍したMF安部裕葵(当時20)については「練習中の強度を見ると、Jリーグでプレーするレベルではないなあと思う。走れるし、戦えるし、技術あるし、楽しみだよ。これからだよ」などと、目を細めて話していた。

サポーターに向かっていった場面については「若い選手がああやって行くわけにはいかないし、俺が行くしかないよ。サポーターに応援してもらったら頑張れるもん、俺らは。自分の名前、呼んでもらえたら頑張れる」と振り返っていた。若手の成長を促そうとする内田の、熱い気持ちが見えた場面だった。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【中古】鹿島アントラーズオフィシャルDVD ATSUTO UCHIDA LIKE...
価格:2750円(税込、送料別) (2020/6/22時点)



◆「サポーターに認めてもらわないと」あのときの一言(ニッカン)