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2020年3月22日日曜日

◆名古屋 FW相馬「試合できる幸せ」感謝の決勝ゴール(スポニチ)






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練習試合   名古屋3―1岐阜 ( 2020年3月21日    パロ瑞穂 )

 再開への第一歩だ。名古屋が21日、パロマ瑞穂スタジアムでJ3岐阜と無観客の練習試合を実施。報道陣限定で公開され、サポーターには動画配信された一戦で、U―23日本代表のFW相馬勇紀(23)が決勝ゴールを決めた。
 拍手や歓声はなくても、ボールを蹴る音は活力になる。新型コロナウイルスの影響による中断後、クラブにとって初の対外試合。「こうやってスタジアムで試合できるだけで幸せ。インターネットを通じて、サポーターの人にプレーを観てもらえるのも幸せです」

 相馬は感謝の思いをピッチでも体現した。後半から登場し、1―1の13分に右足弾。「これを続けていかないといけない」。控えめな決意表明に喜びがにじんだ。

 報道陣はマスク着用、取材時は選手と3メートルの間隔を空けることを義務づけられる現状。東京五輪代表の有力候補は、ビッグイベント開催の可否がかまびすしい今が悩ましい。「(五輪は)やりたいけど、僕がどうこう言える立場じゃない。どうなるのかな」。ピッチに立つ自分を信じて、研さんの日々は続く。




◆名古屋 FW相馬「試合できる幸せ」感謝の決勝ゴール(スポニチ)





◆鹿島 高卒ルーキーFW染野が実戦デビュー弾、笑顔見せ「自信がついた」(スポニチ)



染野唯月 Itsuki.Someno


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 鹿島の高卒ルーキーFW染野唯月(18)が実戦デビューを果たした。21日に行われた札幌との練習試合(45分×2本、35分×2本)の3本目に登場。MF名古からのパスを受けて持ち上がると、最後はゴール前での1対1を制し、右足でネットを揺らした。「Jリーグのプレースピードを体感するのは初めてだったが、高校の時から1対1を武器としているので、あのパターンでゴールを決められて自信がついた」と笑顔で“デビュー戦”を振り返った。

 福島・尚志高時代には“大迫2世”と呼ばれ、エースとしてチームをけん引した。しかし、昨冬の全国高校サッカー選手権開幕を前に腰椎分離症で離脱。鹿島入団後も別メニュー調整が続いていた。同期のMF荒木やMF松村が公式戦出場を果たしていく中でも腐らず、「いいトレーニングができていた」と日々の練習に打ち込んだ。そして、自身にとって初の対外試合となった札幌戦で名刺代わりの一発を叩き込んだ。

 才能の片りんを見せた大物ルーキーは「公式戦で得点して初めて認められると思う。ファン、サポーターの前でゴールを決めたい」と公式戦再開を待ちわびた。




◆鹿島 高卒ルーキーFW染野が実戦デビュー弾、笑顔見せ「自信がついた」(スポニチ)





◆鹿島ザーゴ監督、練習戦札幌に敗れ「理想と程遠い」(ニッカン)



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<練習試合:札幌9-6鹿島(1本目0-0、2本目4-2、3本目2-1、4本目3-3)>◇21日◇カシマ

鹿島アントラーズは北海道コンサドーレ札幌と練習試合を行い、45分×2本で2-4、35分×2本で4-5と敗れた。

ザーゴ監督は「これまでの公式戦でよく起きた状況。先制のチャンスがありながらも決められず、自分たちで難しい状況に追い込んでしまった」と、早い時間帯の決定機を決められなかったことを悔やんだ。

選手からはさまざまな反省点があがった。「コンパクトな守備陣形」「運動量が落ちた後半の、セットした状態での守備」「3バックの相手に対して、誰がどこに行くのか」。勝利という結果は得られなかったが、再開に向けて課題は見えている。

指揮官は「理想とするチームとは程遠い。全体的には物足りなさを感じているし、取り組むべき部分は多くある」と話した。

▽得点者

<1>なし

<2>【鹿】ファン・アラーノ、町田【札】鈴木、O・G、ジェイ2

<3>【鹿】染野【札】ドウグラス、金子

<4>【鹿】上田2、佐々木【札】ジェイ2、ルーカス


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◆鹿島ザーゴ監督、練習戦札幌に敗れ「理想と程遠い」(ニッカン)





◆鹿島どうした…後半33分から3失点で札幌に逆転負け ザーゴ監督「理想とするチームとは程遠い」(中スポ)






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◇21日・トレーニングマッチ 札幌4-2鹿島(カシマスタジアム)

 サッカーのJ1鹿島は21日、本拠地・カシマスタジアムで札幌と練習試合(45分×2)を行い、4―2で敗れた。1―1の後半20分に右CKを東京五輪代表世代のDF町田浩樹(22)が頭で押し込んで勝ち越しに成功しながら逃げ切れず、終盤に連続3失点で手痛い逆転負けを喫した。鹿島は1月下旬のアジア・チャンピオンズ(ACL)プレーオフでメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)に敗れるなど、公式戦3連敗中。リーグ戦中断を生かしてチームの立て直しを図りたかったが、“春まだ遠し”といった様子だった。

 終盤の連続失点で試合巧者らしからぬ、まさかの逆転負けを喫した。新シーズンに入ってから、ACLプレーオフ、ルヴァン杯1次リーグ初戦、J1開幕戦を全て落とし、公式戦3連敗中の鹿島。リーグ再開に向け、練習試合といえども勝っておきたかったが、守備のもろさを露呈させた。

 失点はいずれも右からのクロスをヘッドで決められた3点とFKによる1点。2ー1とリードしながら逃げ切れず、後半33分、同43分、同47分と立て続けにゴールを割られた。

 センターバック町田は「あの(連続失点の)時間帯は雰囲気がふわっとしていた。クロスの対応やクロスを上げさせない守備をもっともっと厳しくやっていかなければいけない」と猛省した。1ー1から勝ち越し点を頭でねじ込んだ守備の要は自分が退いたその後の踏ん張りどころでの大量失点を悔しがった。

 天皇杯決勝(元日)まで戦った関係で、一部主力を除けば、オフはわずかに6日間しかなかった。疲労が抜け切れていない中で、ザーゴ監督による新体制がスタート。新戦力も多く加わったことから、チームとしての仕上がりは遅い。

 指揮官は「攻撃では非常にいい部分が出たが、守備のところでミスが多かった」と振り返り「自身が理想とするチームとは程遠い状況にあることは間違いない」と完成度の低さを強調。国内外主要タイトル20冠を誇る“常勝”軍団の立て直しには時間がまだまだ必要かもしれない。




◆鹿島どうした…後半33分から3失点で札幌に逆転負け ザーゴ監督「理想とするチームとは程遠い」(中スポ)





◆【鹿島】札幌と無観客で練習試合、4本合計6―9で敗戦 ザーゴ監督「理想からは程遠い」(報知)






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◆トレーニングマッチ(45分×2・35分×2)鹿島6―9(0―0・2―4・1―2・3―3)札幌(21日・カシマスタジアム)

 鹿島は札幌とトレーニングマッチを行い、4本合計6―9で敗れた。

 1本目は0―0で終了。2本目ではMF三竿健斗のパスを受けたMFファンアラーノが右足で沈めて先制。直後に失点したが、CKからDF町田浩樹が頭で決めて同点とした。しかしセンターバック2枚を交代で入れ替えるとクロスへの対応が曖昧となり、2点を与えて2―4で終了となった。

 3本目は尚志高(福島)から加入したFW染野唯月が右足でゴールを決めたが2失点。点の取り合いとなった4本目はFW上田綺世が2得点を挙げ、DF佐々木翔も左足を豪快に振り抜き計3点を奪ったが、守備では精彩を欠き3―3で終えた。

 ザーゴ監督は新型コロナウイルスの感染対策によるビデオ通信によるインタビューで「自分たちから難しい状況に追い込んでしまった。攻めは(1本目の)立ち上がり25分はうまくいき、いい流れができて得点のチャンスもあったがうまくいかなかった。私たちは(昨季までと)180度変わったサッカーをやろうとしている。構築には時間を必要とする。理想とするサッカーからは程遠い。取り組むべき部分が多くある」と振り返った。




◆【鹿島】札幌と無観客で練習試合、4本合計6―9で敗戦 ザーゴ監督「理想からは程遠い」(報知)





◆鹿島VS札幌の練習試合を「DAZN」が異例の生中継…視聴者向けメッセージも掲示(報知)






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◆練習試合 札幌9―6鹿島(21日・カシマスタジアム=45分×2、35分×2)

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で全公式戦が中断しているJ1の鹿島と札幌が21日、茨城・鹿嶋市のカシマスタジアムで無観客による練習試合を行った。45分2本と35分2本の形式で実施され、両チームの主力が出場した45分2本はスポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」でネット配信された。サッカーの練習試合が生中継されることは極めて異例で、会場では視聴者向けにメッセージも掲示された。試合は4本合計9―6で札幌が勝利した。ファンへ届けた 2月23日を最後に、日本から“蹴音”が消えて約1か月。J1クラブ同士の熱き戦いが、27日ぶりにサポーターの元へ届けられた。札幌FW鈴木の強烈なFKがゴールに吸い込まれる。鹿島MF三竿の鋭いタックルが決まる。東京五輪世代の鹿島DF町田、FW上田が躍動すれば、札幌はFWジェイらが圧巻4発。「サッカーに飢えている方のために」(鹿島関係者)と生配信された90分は、サッカーの妙味が詰まった中身の濃いものとなった。

 時期を問わず、Jクラブの練習試合は原則非公開で行われる。戦術やセットプレーの動き、けが人などの状況が他クラブに知られるのを防ぐため、出場選手や得点者だけでなく、対戦相手までも非公表とするクラブもある。

 だが手の内を明かすリスクよりも、サッカーのない非日常が続くサポーターの心情を優先させることで両クラブが合意した。鹿島にスタジアムの運営権、映像の自主制作が可能な設備と技術があることもあり、DAZN協力のもとで世界でも異例の練習試合の生配信が実現。選手は公式戦さながらに闘志をたぎらせ、ボールを追った。視察した原博実副理事は「緊張感あるいい試合だった。見ていた人も必死さを感じてくれたのでは」とうなずいた。

 Jリーグは4月3日の再開を目指すが、情勢次第ではさらなる延期も考えられる。モチベーション維持やコンディション管理の面で選手には難しい状況が続くが、DF町田は「こういう状況でも再開した時にいいサッカーができるように日々努力していくだけ。ぜひ再開を心待ちにしていただければ」とサポーターに語りかけた。

 「いまできることをみんなで」「ともにのりこえてみせる」―。中継でピッチを映すメインカメラが捉えるバックスタンドの電動広告には、鹿島からのメッセージが掲載された。サッカーに携わる全員が一枚岩となり、未知のウイルスと闘い続ける。(岡島 智哉)




◆鹿島VS札幌の練習試合を「DAZN」が異例の生中継…視聴者向けメッセージも掲示(報知)