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2020年5月16日土曜日

◆日本史上最高レベルの「パスを呼び込む才能」 日韓W杯では“身体能力”もエグかった(FOOTBALLZONE)






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【歴代名手の“私的”技術論|No.2】柳沢敦(元日本代表FW):日韓W杯を見返して驚かされた“上手さ”だけではない能力


 2002年日韓ワールドカップの日本代表の試合を見直してみた。といっても数年前のことなのだが、日本が初めて出場した1998年フランス大会から順番に見返していった。

 3戦全敗だった98年大会のチームは、なかなか技巧的だった。中田英寿、名波浩、山口素弘のMFトリオが上手い。FWへクサビを入れ、レイオフしたボールをサイドへ散らす攻撃は、ハマると鮮やかだった。

 4年間をワープして02年、初戦のベルギー戦(2-2)を見て驚いてしまった。

 4年前にあった技巧的なパスワークは影も形もなく、パスは3本とつながらない。中盤をすっ飛ばしてのFWへのロングボールばかり。まるでヨーロッパ下部リーグの試合のようではないか。こんなんだったっけ?

 この試合は現地で見ている。その時も少し蹴りすぎだとは思っていたが、こんなに酷い内容だったとは当時は感じていなかった。あれから20年近く経過しているし、98年から02年までの過程を飛ばして見たからだろう。日本とベルギーはともにグループリーグを突破してベスト16へ進んでいる。どちらも弱いチームではなかった。

 ロングボールばかりのラフな展開と感じたのは、4年間でサッカーが変化していたからである。

 フランス大会では中田英が、ドリブルでスペースを突き進む姿が何度も見られた。グイグイ持ち出していく推進力は素晴らしかったのだが、4年後のベルギー戦ではそんなプレーはほとんど見られなかった。中田英が劣化したのではなく、4年間でサッカーが変化していたのだ。ドリブルで突き進むようなスペースがない。やろうとしても奪われるか、ファウルで潰されるか。陣形はコンパクトになり、中盤のスペースはなくなり、試合の基調が潰し合いになっていた。

 互いにコンパクトで密集した中盤をつなぐのは難しい。そこでトップへのロングボールを多用していたわけだ。思い返せば、フィリップ・トルシエ監督は最初からそのつもりでチームを作っている。

「10~15秒の攻防が200回あるのが現代のサッカーだ」(トルシエ監督)

 ガンガンぶつかり合って、ボールを奪ったら可能な限り直接的に相手ゴールへ向かう、いわゆるダイレクトプレー志向がはっきりしていた。トルシエがかなり極端な戦術志向の持ち主だったのは確かだが、当時のサッカー自体が全体にそんな感じだったのだ。


柳沢がいなかったら…ベルギー戦の攻撃は成立しなかった


 この試合を見返して、もう一つ驚かされたのが柳沢敦だ。

 自分よりはるかに大きなベルギーのDFを相手に、ロングボールの競り合いで優位に立っていた。ジャンプ力、フィジカルコンタクトの強さ、ポジショニングのアジリティー……驚異の身体能力だった。こんな選手だったっけ?

 当時の柳沢の印象と言えば「上手いFW」だ。

 受けの名手で、鋭角的なプルアウェイで難なくマークを引きはがしてパスを受けていた。動くタイミングも素晴らしく、早すぎず遅すぎず。パスの出し手とタイミングが合わない時は、動きを止めずに連続的に受けるための場所を作っていく。この受けの能力が抜群なので、それだけシュートチャンスも多くなる。その割には決定力がいま一つだったのが玉に瑕だったが、自分の動きでラストパスを呼び込む才能は日本史上で最高レベルだったと思う。

 鹿島アントラーズではそうした洗練された受けの技術で勝負していたので気づかなかったのだが、02年のベルギー戦を見返してみると身体能力がエグい。もし柳沢がいなかったら、ベルギー戦の攻撃はまったく成立していなかっただろう。

 相棒の鈴木隆行も体が強く、この試合では印象的な同点ゴールを決めている。小野伸二からの縦パス1本だった。5秒ごとにぶつかり合うような試合展開、互いに1本か2本のパスでフィニッシュへ結びつけようとする。ディフェンスラインの裏はどちらも空いているが、その手前は詰まっていて、4年前のように手数をかけるための場所がない。一発狙いのやり合いは、トルシエ監督が言っていた「15秒×200回」そのものだった。

 98年の日本代表は日本らしかった。今で言うなら「ジャパンズウェイ」だった。02年は全然日本らしくはない。ただ、たぶんトルシエ監督は正しかった。

 ヨハン・クライフは「結果が出るまでは狂人扱いされるもの」と言っていたが、トルシエもその意味では天才型の監督だったかもしれない。ただし、結果が出ても天才とは評価されていないので、やっぱり変人のほうが近いのだろう。


鹿島と大きく異なる環境で能力を発揮したポテンシャルは相当なもの


 バヒド・ハリルホジッチ監督が日本を率いた時、「トルシエと似ている」という感想を持った人も多かった。だが、ハリルホジッチは勝利至上主義者だが、トルシエはむしろ自分至上主義という違いがある。トルシエは時代の流れを汲み取ったスタイルを日本に植え付けているが、その後率いたマルセイユでも同じことをやっているので、あれが彼のスタイルなのだ。

 日本代表史上でも例外的なぐらいフィジカルを基盤としたスタイルは、その前とも後とも関連性がない。日本サッカー協会による強化の場当たり主義、消極的勝利至上主義をよく表していたといえる。

 ともあれ、鹿島とはだいぶ違う環境でも能力を発揮していた柳沢のポテンシャルは、やはり相当なものがあったと改めて思った。敗れたトルコ戦(決勝トーナメント1回戦/0-1)では首を痛めて欠場した。トルシエ監督は三都主アレサンドロと西澤明訓の初コンビ起用のギャンブルに出て、ものの見事に失敗したのだが、柳沢が健在だったら、もしかしたら歴史は変わっていたかもしれない。少なくとも、あの時のチームでは替えのきかない存在だった。





◆「日本では国内リーグのほうが…」 ジーコの“優先順位論”に海外注目「欧州や南米と異なり…」(FOOTBALLZONE)






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ジーコ氏が母国メディアで語った日本サッカー界「日本ではさほど重要視されていない」


 Jリーグは現在、新型コロナウイルスの影響で中断を余儀なくされているが、鹿島アントラーズでテクニカル・ディレクター(TD)を務めているジーコ氏は、母国メディアで日本サッカーについて言及。「日本では国内リーグの方がチャンピオンズリーグよりも価値がある」と取り上げている。

 J1は2月21日〜23日に開幕戦を消化。鹿島は広島と対戦し、0-3で敗れていた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により、第2節以降のリーグ戦の中断が決定。再開予定は白紙となっていたが、Jリーグは7月に無観客試合での再開を検討中となっている。

 現役時代は鹿島でプレーし、現在はTDを務めているジーコ氏は入国規制もあり、母国ブラジルに滞在しているが、スポーツ放送局「ESPN」ブラジル版は「ジーコによると、日本では国内リーグのほうがチャンピオンズリーグよりも価値がある」と見出しを打ち、母国のスーパースターのインタビューを敢行している。

 記事では、「興味深いことに南米や欧州とは異なり、日本では国内リーグのほうが大陸のトーナメント、日本ならAFCチャンピオンズリーグ(ACL)よりも価値がある」と説明し、ジーコ氏のコメントを紹介している。

「欧州にとってのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)、南米にとってのコパ・リベルタトーレスほど、日本では(ACLは)重要視されていない。経済的な面から見てもそうだ。例えば我々は(2018年に)ACLで優勝したが、記念のシャツさえ販売しなかった。もしJリーグを制すれば、あらゆるものを準備していただろう」

 鹿島は全クラブ中最多となる8度のJリーグ制覇を達成しているが、2018年のACL優勝はクラブ初の偉業だった。それでも、ジーコ氏はJリーグのほうが日本国内での価値は高いと感じているようだ。


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◆忘れられぬ27年前の“開幕戦ハットトリック“。ジーコの「祝砲」が日本サッカーにもたらした恩恵(THEダイジェスト)






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「役者が違う」とは、まさにこういうことをいうのだろう。人々の熱が凝縮されるひのき舞台で、とんでもない伝説を生み出してしまうのだから。

 “Jリーグ”と名付けられた日本サッカー界初のプロリーグの幕開けは、1993年5月15日だった。華やかな演出のなかで、オープニングセレモニーが続き、「Jリーグは今日ここに大きな夢の実現に向かって、その第一歩を踏み出します」と、川淵三郎初代チェアマンが高らかに宣言。早いもので、あれから27年が経つ。

 記念すべき開幕カードは、ヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)対横浜マリノス(現・横浜F・マリノス)。当時の日本サッカー界を牽引する2強の対決だ。東京・国立競技場に5万9626人の大観衆を集め、19時29分にキックオフされた。

 試合は19分にマイヤーの豪快ミドルが決まり、V川崎が先手を取る。だが、後半の立ち上がり14分間で2得点した横浜Mが逆転。そのままスコアは動かず、開幕戦を飾っている。

 翌16日、残る4試合が各会場で行われた。

 なかでも大きな驚きをもってその結果が国内外に伝えられたのが、鹿島アントラーズ対名古屋グランパスだろう。だれひとりとして予想だにしなかったであろう5-0の大差で、ホームの鹿島が名古屋を粉砕したのだ。

 勝利の立役者は紛れもなくジーコだった。当時、40歳。世界の第一線を退いていたとはいえ、卓越したスキルと戦術眼に衰えなど見られず、情熱と向上心にあふれるリーダーシップも相まってチームを戦う集団へと引き上げていた。

 そんな大御所が耳目を集める開幕戦で、いきなりハットトリックを成し遂げたのだから、鹿島のファンやサポーターが狂喜乱舞しないわけがない。

 どのゴールも称賛に値する素晴らしいものだった。

 1点目は25分。相手選手同士が交錯し、そのこぼれ球にいち早く反応した。ペナルティエリア外からのシュートだったが、鮮やかなドライブがかかり、ゴールネットを揺らした。

 2点目はその5分後だ。伝家の宝刀である直接FKを決めてみせた。固唾を飲んで見守る観客の期待に見事にこたえるあたりが、やはりスーパースターたるゆえんだろう。「ただただ唸るしかない」と、鹿島のチーム関係者は口をそろえていた。

 そして、3点目は63分。相手陣内でいったんタメを作ったジーコは、左サイドを駆け上がるアルシンドに展開。すぐさまゴール前に走り込み、アルシンドからのリターンクロスを左足のインサイドボレーで叩き込んだ。シュートの瞬間は、窮屈そうな体勢になったものの、正確なインパクトでゴールを奪った。

 ジーコの名がJリーグの歴史に刻まれた瞬間でもある。J1では過去235回のハットトリックが記録されているのだが、二番目や三番目ではなく、その一番手。こうした付加価値は何ものにも代えがたい。

 だが、ジーコはどこまでもジーコだった。

「自分のハットトリックよりチームの勝利のほうが重要。いいスタートを切ることができた」と、常に“チームのために”を強調するジーコらしいコメントを残している。

 以前、このような話をしていたのを思い出す。

「自分がハットトリックを決めて一度だけ試合に勝ち、ほかの2試合に負けてしまうくらいなら、1点ずつでいいからチームのためにゴールし、3試合すべてに勝ちたい」

 世界に名の知れたジーコのハットトリックは話題性が抜群だ。テレビや新聞、雑誌など、さまざまなメディアによって大々的に取り上げられた。海外からの目をJリーグに引き付けるきっかけにもなった。

 試合当日のカシマスタジアムには外国人記者が多く、英国のサッカー専門誌である『ワールドサッカー』の編集長も取材に訪れていたと聞く。というもの、1986年のメキシコワールドカップ得点王のリネカー(元イングランド代表)が名古屋に在籍していたからだ。

 ジーコの前に、すっかり引き立て役に回されてしまったものの、実は最初にゴールネットを揺らしたのはリネカーだった。オフサイドの判定によって取り消されたのだが、当時すでにVARが導入されていたら、得点が認められていたかもしれない。そのくらいきわどいシーンではあった。

 とはいえ、勝利に貪欲な鹿島の勢いを最終的に制御できなかったであろうが。

 カリスマ性あるジーコに率いられた鹿島は結果を出し続けることで、その知名度を瞬く間に高めていく。Jリーグ開幕から四半世紀が過ぎ、最多20冠を誇る強豪として君臨しているわけだが、クラブの礎を築いたジーコを抜きに鹿島の歴史と伝統は語れない。

 今、改めて思う。

 強烈なインパクトを残し、珠玉の伝説となったジーコのハットトリックは、日本サッカー界にとって新時代の到来を告げるにふさわしい祝砲でもあったのだ、と。

文●小室功(オフィスプリマベーラ)


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◆忘れられぬ27年前の“開幕戦ハットトリック“。ジーコの「祝砲」が日本サッカーにもたらした恩恵(THEダイジェスト)





◆J1鹿島がオンラインイベント「鹿ライブ」 サポーターらとOB・現役選手 過去の試合動画観戦(茨城新聞)






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【Player! 】
Player! - Enjoy Live Games(App Store)
Android 用の Player! - スポーツを感じろ。 ←google playじゃない(?)


Jリーグ開幕を記念する「Jリーグの日」の企画として、J1鹿島は16日、サポーターらとクラブOB・現役選手が一緒に過去の試合映像を観戦するオンラインライブイベント「鹿ライブ」を開催する。

同日、動画投稿サイト「ユーチューブ」のJリーグ公式チャンネルで27年前の開幕戦の名古屋戦が配信され、さらにNHKBS1で2001年Jリーグチャンピオンシップ第2戦の磐田戦が放送されるのに合わせて企画した。

観戦はスポーツ実況アプリ「Player!」上。当時試合に出場していたクラブOB・現役選手と共に観戦し、当時のエピソードなどを話す。

午後3時50分開始。クラブOBの名良橋晃氏、中田浩二クラブ・リレーションズ・オフィサーらが進行役を務める。同4時からはユーチューブで配信される1993年の開幕戦を、黒崎久志アカデミーテクニカルコーチが解説する。同6時からはMF土居聖真がサポーターらからの質問に答える企画を実施。同7時からはNHKBS1で放送される磐田戦をGK曽ケ端準、柳沢敦ユースチームコーチが解説する。

また、クラブとして初めて視聴者参加型の投げ銭による応援企画も実施する。視聴中に「Player!」上から、視聴者自身が金額を設定し、投げ銭を行うことができる。支援した全員に、ジーコ・テクニカルディレクターと、小笠原満男テクニカルアドバイザーのデジタルサイン入り限定フォトをプレゼントする(ダウンロード形式)。抽選で5人に今季のレプリカユニホームをプレゼントする。


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◆J1鹿島がオンラインイベント「鹿ライブ」 サポーターらとOB・現役選手 過去の試合動画観戦(茨城新聞)





◆【鹿島】18日からグループ練習開始 最大8人で4グループ形成、時間区切って実施(報知)






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 鹿島は15日、新型コロナウイルス感染症に対する感染予防対策の一環として休止中のトップチームのトレーニングについて、茨城を含む39県での緊急事態宣言解除および、県内の休業要請や外出自粛が段階的に緩和されたことを受け、18日からグループトレーニングを開始することを発表した。

 トレーニングは感染予防対策を徹底したうえ、1グループ最大8人を4つに分け、それぞれクラブハウス滞在時間を区切って実施する。

 ファン・サポーターやメディアのクラブハウス施設内立ち入り禁止及び取材対応中止は継続となる。


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◆【鹿島】18日からグループ練習開始 最大8人で4グループ形成、時間区切って実施(報知)


◆【鹿島】18日よりグループトレーニングを開始。1グループ最大8名(サッカーマガジン)






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J1の鹿島アントラーズは15日、茨城県を含む39県での緊急事態宣言が解除されたことを受け、5月18日よりグループトレーニングを開始すると発表した。


4月7日から活動休止中


 クラブによると、18日からのグループトレーニングは1グループ最大8名を4つに分け、それぞれクラブハウス滞在時間を区切るなど感染予防対策が徹底される。

 なお、引き続きトップチームの練習見学および、クラブハウス施設への立ち入りについては当面の間中止となり、「ファン・サポーターの皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願いいたします」とコメントしている。

 トップチームは先月7日からトレーニングを休止しており、今月31日まで活動を休止する予定だったが、段階的にトレーニングが再開されることとなった。


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◆【鹿島】18日よりグループトレーニングを開始。1グループ最大8名(サッカーマガジン)