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2020年10月28日水曜日

◆森保日本「いまいち」 解説者デビューの前に内田篤人氏が語った 欧州遠征2試合を分析(サンスポ)






 8月限りで現役を引退した元日本代表DF内田篤人氏(32)が、11月7日のルヴァン杯決勝、柏-FC東京(国立競技場)を中継するフジテレビ系で解説者デビューする。このほど本紙の取材に応じた同氏は、10月に活動を再開した森保ジャパンを独自の視点で分析。J1鹿島、シャルケ(ドイツ)などで活躍し、W杯で2度メンバー入りした経験を生かし、早速、選手目線で熱く“解説”した。


 ▼久しぶりに集まり準備期間もなかったカメルーン戦


 淡々とした表情で、鋭く切り込む。現役時代のプレースタイルをほうふつさせる内田氏の語り口。8月23日のG大阪戦を最後にスパイクを置いた日本の右サイドバックが、活躍の場をスタジアムの解説席へと広げた。

 「素人がピッチで何もできないのと同じ。解説といっても素人。(周りに)頼りながら思っていることをいいたい」

 フジテレビ系で中継する11月7日のルヴァン杯決勝で、初のテレビ解説に挑戦する。そのウオーミングアップとして、10月のオランダ遠征で10カ月ぶりに活動を再開した日本代表に言及。こう切り出した。


 ▼選手の使い分けが分かりやすかったコートジボワール戦


 「いまいち。1戦目は特に」

 カメルーンに主導権を奪われ、0-0で引き分けた試合。「難しさは分かる。久しぶりに集まったし、準備期間もないから、あのような試合になる」。一方、先発7人を入れ替えたコートジボワール戦は、鹿島の後輩にあたるDF植田直通(セルクル・ブリュージュ)の後半ロスタイム弾で1-0で勝利した。「個人の特徴がはっきりしている選手が多かった。そういう選手の使い分けが分かりやすかった」とうなずいた。

 本題のルヴァン杯決勝は柏-FC東京の顔合わせとなった。「両チーム、前線にいい助っ人がいる。彼らがどれだけ爆発するか」と勝負の分かれ目を予想。「実際に戦った相手はまだいるし、選手の気持ちも分かる。そういうところを見ている人に分かってもらいたい」といい、データに頼らず選手目線で語ることを強調した。

 「(局に)迷惑をかけてもいいなら、『この選手を代えた方がいい』というくらいでやる」と真剣な表情を浮かべ、辛口解説で知られるセルジオ越後氏(75)に対しても「自分の中では普通。あの人は当たり前のことをいっている」と共感を示した。熱いウッチー節で、決戦を盛り上げる。(一色伸裕)


 ■日本協会でU-19代表を指導する内田氏


 内田氏は現在、日本協会で若年層の強化や普及活動に携わる「ロールモデルコーチ」としてU-19(19歳以下)代表を指導。「教えるよりもアドバイスするイメージ。『こうした方がいいよ』というより、『俺ならこうする』と伝えている」と近況を明かした。また、J1で首位を独走する川崎については「強い。大卒を即戦力とし、ポゼッションサッカーが生きている。どんどん点を取りにいき、引き分け狙いがない」と分析した。


 ■フジ系で中継 「クレバーなコメント期待」


 内田氏が出演するルヴァン杯決勝の中継は7日午後1時から。実況は西岡孝洋アナウンサー(44)、解説を元日本代表DF坪井慶介氏(41)が務める。植村敦チーフプロデューサーは内田氏の起用理由を「現役時代のプレー同様、クレバーで的確なコメントに期待してオファーをさせていただいた」と説明した。

 生中継の司会はジョン・カビラ(61)と鈴木唯アナ(26)が担当。副音声で、帝京高サッカー部出身のカリスマホスト、ローランド(28)と浦和、神戸などで活躍した元Jリーガーの那須大亮氏(39)が出演する。

 31日には「ルヴァンカップ決勝まであと7日!初解説・内田篤人とファイナルを楽しもうSP」(深夜1・45)を放送。内田氏の一日に密着するほか、同氏が準決勝を鋭く分析する。




◆森保日本「いまいち」 解説者デビューの前に内田篤人氏が語った 欧州遠征2試合を分析(サンスポ)





◆ドイツ紙「これはまずい!」指揮官「本当に悲劇的」と懸念も…ブレーメンが大迫の負傷状況を発表(ゲキサカ)






 ブレーメンは26日、ホッフェンハイム戦で負傷交代したFW大迫勇也が重傷ではないことを発表した。

 クラブ公式サイトによると、フロリアン・コーフェルト監督は「検査で膝の構造的損傷は否定された。しかし、痛みを伴う打撲だ。今後数日は様子を見たいと思う。今週中にユウヤがトレーニングに復帰することも不可能ではないと思っている」と説明している。

 大迫は25日にホームで行われたブンデスリーガ第5節ホッフェンハイム戦(△1-1)で前半38分に途中出場。しかし、相手との接触プレーで右膝を負傷し、後半42分に交代を余儀なくされた。

 ドイツ『ビルト』は同日、「これはまずい! 苦しそうな表情で地面に横たわる大迫勇也、チームドクターのダニエル・ヘルレルマンによる膝の治療を受ける」とキャプションを付けて負傷時の大迫の写真を掲載。指揮官が「残念ながら、ユウヤにとってあまり良い状況ではない。様子を見るしかない。今日の最悪のニュースだ。本当に悲劇的なことだよ」と語ったことなどを伝えていたが、最悪の事態は回避したようだ。

 大迫は今季ここまでブンデスリーガ3試合、DFBポカール1試合に出場。11月には日本代表のオーストリア遠征が控えている。




◆ドイツ紙「これはまずい!」指揮官「本当に悲劇的」と懸念も…ブレーメンが大迫の負傷状況を発表(ゲキサカ)





◆「可愛いザーゴ」週間トップ10ゴール、鹿島エヴェラウドのゴラッソがトップ評価も「本当のNo.1は…」(サッカーダイジェスト)






SNS上ではゴール直後から反響が拡大


 Jリーグは10月26日、公式YouTubeチャンネルにおいて10月21日から25日までに開催された試合の中から、「週間トップ10ゴール」を発表。珠玉のファインゴール10選を動画で公開している。

 1位に選出されたのは、鹿島アントラーズのエヴェラウドの先制ゴール。サンフレッチェ広島戦の76分、三竿健斗からのフィードを絶妙な胸トラップで収め、そのまま抜け出すとGK林卓人との1対1を制して、ゴールネットを揺らした。これが決勝点となり、鹿島は1-0で勝利を収めた。

 ゴールまでの一連のプレーもさることながら、このエヴェラウドの得点で注目されたのはザーゴ監督の歓喜のパフォーマンスだ。エヴェラウドのゴールが決まると、指揮官は両手を広げ“飛行機ポーズ”でその場をクルクルと旋回。これにはSNS上でゴール直後から「監督かわいい」「ザーゴ監督にしか目が行かん」「このシーンは何度でも見たい」などと反響が寄せられた。

 また、「週間トップ10ゴール」の動画投稿に対しても、「男前エヴェと可愛いザーゴ」「ザーゴ空を飛ぶ」「本当のNo.1は  ザーゴ」などと、エヴェラウドのゴールとともにザーゴ監督のお茶目なパフォーマンスに言及する返信が多かった。

 ランキングの2位は名古屋グランパスの山﨑凌吾の見事なポストプレーから、マテウスが豪快に左足で決めたゴール。3位は鹿島アントラーズの上田綺世が自らの仕掛けから、右足を振り抜きネットを揺らしたミドル弾が選ばれている。

 連戦が続くJリーグ。水曜の平日開催、そして週末のゲームではいかなる名ゴール、名シーンが生まれるのか、期待したいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部






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