[5.26 J1第16節 鹿島1-0C大阪 カシマ]
鹿島アントラーズがホームでセレッソ大阪を1-0で下した。鹿島は2戦ぶりの勝利。C大阪は今季2度目の連敗で5戦勝ちなしとなった。
「流し込んだだけ」。本人はそう振り返ったが、レベルの高いゴールが決まった。スコアレスの後半26分、相手のパスミスを奪ったMF土居聖真が左サイドのスペースに展開。これに反応したFW荒木遼太郎が右足に持ち替えると、ゴール右隅にしっかりと蹴り込んだ。
東福岡高から加入した2年目。今季は開幕から3戦連発で信頼を得ると、ここまでリーグ全試合に出場。2試合ぶりとなる今季6点目は、東京オリンピックで期待されるFW上田綺世を抜いてチーム単独得点王だ。
それでも19歳ストライカーは「個人の結果もこだわりたいけど、チームの勝利を最優先にこれからも頑張っていきたい」とどこまでも謙虚に答える。
そして「きつい時間帯にゴールをできた。仲間からもナイスゴールと言ってもらえた」と笑顔で充実の汗をぬぐった。
◆「個人よりチームの勝利最優先」鹿島2年目19歳FW荒木遼太郎がチーム単独トップの6点目でC大阪撃破(ゲキサカ)