「みんなと顔を合わせることができて、非常に嬉しい」
鹿島アントラーズの期待の新助っ人、アルトゥール・カイキが5月3日、オンライン上での取材に応じた。
新型コロナウイルスの影響で入国できたのは4月8日。その後はJリーグが一括管理する14日間の待機期間(Jリーグバブル)を経て、チームに合流を果たした。
「Jリーグバブルに入っても、ギリェルメ・フィジカルコーチと個別にオンラインでトレーニングしていました。やっとみんなと顔を合わせることができて、非常に嬉しいです。一日でも早くコンディションを戻して、監督に選んでもらえるようになりたい」
自身の特長は「パワーとスピード。あとは決定力」。チームの印象については「どのポジションにも技術的に高い選手がいて、選手層は厚い」と語る。
おそらくは2列目での起用が予想されるアタッカーは「監督の話を聞いていると、攻撃の選手でも守備の手助けをしなくてはいけないと思う」とイメージ。もっとも、「自分は元々、そういった意識を持ってプレーしてきました」と攻守両面での貢献に意欲を示す。
5日にはルヴァンカップのグループステージ第5節のアビスパ福岡戦が控える。「出場する機会があれば、チームとしてやるべきことをちゃんとやりながら、自分の色を出すことができればと思います」。相馬新体制で好調を維持するチームに、またひとり楽しみな戦力が加わった。
構成●サッカーダイジェストweb編集部
◆鹿島新助っ人アルトゥール・カイキは「パワー、スピード、決定力」に自信。“守備の手助け”にも意欲的(サッカーダイジェスト)