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2021年10月11日月曜日

◆PSG幹部レオナルド、鹿島移籍に「後悔はない」と断言!ジーコと幼少期に交流も(FOOTBALL TRIBE)






 パリ・サンジェルマン(PSG)のレオナルドSD(スポーツディレクター)が、現役時代に明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズでプレーしたことを振り返った。9日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 レオナルド氏は1987年にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のCRフラメンゴでデビューすると、サンパウロやバレンシアに在籍。そして1994年にジーコ氏からの勧誘に応じる形で鹿島アントラーズへ移籍すると、1995シーズンにJリーグで28試合に出場して17ゴールをあげるなど、本来のパフォーマンスを披露。その後、1996シーズンの途中にPSGへ完全移籍すると、ヨーロッパでも活躍している。

 そして現役引退後は、ミランやインテルを指揮すると、2011年からPSGのスポーツディレクターに就任。これまでスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(40)やフランス代表FWキリアン・ムバッペ(22)の獲得を手がけたほか、今夏のマーケットではバルセロナ一筋のキャリアを歩んでいたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)の獲得に尽力している。

 そんなレオナルド氏は鹿島アントラーズ移籍を決断した背景について質問を受けると「僕が子供の頃、ジーコが車の下に潜り込んでボールを返してくれたのさ。ジーコはブラジルで特別な存在になったわけだし、そんな彼からJリーグ移籍を勧められた時には、すぐにイエスと返事したよ。(鹿島アントラーズへの移籍に対して)後悔したことはないね」とコメント。日本での経験が自身のフットボールキャリアで確実にプラスに働いていたという考えを明かした。

 なお、ジーコ氏は2006年のFIFAワールドカップ・ドイツ大会で日本代表を指揮した経験を持っているほか、現在は古巣の鹿島アントラーズでテクニカルディレクターを務めるなど、日本サッカー界の発展に寄与している。

 PSGの一員として欧州の移籍市場を席巻するレオナルド氏だが、国民的英雄であるジーコ氏のおかげでヨーロッパで名を馳せたといっても過言ではないだろう。




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