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2021年2月10日水曜日

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◆2021年に宮澤ミシェルが期待する東京五輪世代の選手【番外編:渡辺剛&町田浩樹】「将来の日本代表で冨安健洋とCBコンビを組める才能を持っている」(週プレNEWS)






サッカー解説者・宮澤ミシェル氏の連載コラム『フットボールグルマン』第187回。

現役時代、Jリーグ創設期にジェフ市原(現在のジェフ千葉)でプレー、日本代表に招集されるなど日本サッカーの発展をつぶさに見てきた生き証人がこれまで経験したこと、現地で取材してきたインパクト大のエピソードを踏まえ、独自視点でサッカーシーンを語る――。

前回まで5回にわたり宮澤ミシェルが注目する東京五輪世代のサッカー選手を紹介する特別編をお届けしたが、最後となる今回は番外編。宮澤ミシェルが可能性を感じるという2名のCB、FC東京の渡辺剛と鹿島アントラーズの町田浩樹を紹介する


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植田直通がベルギーリーグのセルクル・ブルージュからフランス・リーグアンのニームに移籍したね。DFがシーズン途中に移籍するのは難しいものがあるけれど、ニームは最下位に苦しんでいるから、必ず出番は訪れると思うよ。そこでしっかり植田の持ち味を発揮して、飛躍のキッカケにしてもらいたいね。

植田のことは彼がユース年代の頃に初めて見たんだけど、その時は将来の日本代表CBは安泰だと思うほど期待したんだ。だけど、日本代表に選ばれるようになったものの、現状ではレギュラーポジションを奪うには足りないよね。

下の世代を見れば、冨安健洋が大ブレイクして世界的に注目される選手になった。その冨安に刺激を受けて、植田を一気に追い抜こうという選手も出てきている。植田は日本代表生き残りの正念場を迎えようとしているから、どうにか頑張ってもらいたいね。

その下の世代である東京五輪世代で、冨安健洋と将来の日本代表でCBコンビを組める才能を持っていると感じるのが、FC東京の渡辺剛と鹿島アントラーズの町田浩樹。

渡辺は186cm、町田は190cmと、日本が世界の強豪と戦うためにCBには不可欠な高さを備えているんだ。まあ、大きいだけなら他にもいるけど、彼らはそれだけの選手ではないんだ。

渡辺は大卒1年目だった2019年からJリーグで存在感を発揮して、EAFF E-1サッカー選手権2019で日本代表にもデビュー。昨季も2年目のジンクスに陥ることなく、しっかり成長を遂げたよ。

1対1も強いし、空中戦も競り勝つ。機敏なCBではないけれど、重戦車のような強さがあるし、なにより安定感があるよ。それにFC東京で副キャプテンをつとめているから、東京五輪世代ではリーダーシップも期待したくなるね。

町田はCBとして貴重な左利きなのと、規格外の190cmのサイズが魅力だよな。デカイからスピードがあるようには見えないけど、長い足のコンパスでしっかり対応するし、1対1も落ち着いて対処するよね。フィード能力も下手ではないよ。もっと長短のパスに磨きをかけていけば、いつ日本代表入りしても不思議はないよ。

渡辺と町田はともにポジショニングもいいんだよ。しっかりパスコースや相手の動き出しを読んで、体を張ってピンチの芽を潰すんだ。まあ、彼らの所属するクラブはJリーグでも安定して上位にいるチームだから、そういうところが出来なければレギュラーにはなれないんだけどね。

彼らが今年目指すのは東京五輪代表になるわけだけど、このふたりのどちらかが、CB冨安のパートナーになるんだろうな。ただ、ふたりが同じように大きく成長したら、渡辺と町田でCBコンビを組むという選択肢も生まれるよな。

そうなったら日本サッカーはおもしろいよ。冨安を右サイドバックやボランチで使えるなんてすごいことだよな。そうなるように渡辺と町田には高みを目指して成長を重ねてほしいね。

そのためには渡辺も町田も、まだケツの位置が高いんだよな。冨安はあれだけの長身なのに、ケツの位置が低いんだよ。重心が低いから、屈強な外国人FWと体のぶつけ合いでも渡り合えるんだろうし、フェイントにもしっかり対応できるんだ。

渡辺と町田には、走り方も含めて、体の使い方を意識しながら、もうひと回りもふた回りもスケールアップしていってくれるのを期待しているよ。

この二人が日本代表入りの見えるところまで成長してくれれば、植田のお尻に火がつくだろうね。そうしたら、植田が覚醒するかもしれないでしょ。それに吉田麻也だってウカウカしてられないとムチ打つと思うんだよな。ベテランというものは若手に突き上げられるほど、存在感を増していくものだからね。

それだけに渡辺と町田のふたりが今シーズンのJリーグでどういう存在感を発揮しながら、成長していくかは注目しているよ。同世代にいる冨安と比べられることからは逃げられないだけに、冨安の存在を受け止めて、そこを乗り越えていく意気込みでやってほしいね。

サッカーを見る時に攻撃的な選手に目が向く人が多いと思うけど、日本サッカーはCBが充実しつつあることを念頭に置いて、彼らのプレーにも目を向けてくださいね!!!




◆2021年に宮澤ミシェルが期待する東京五輪世代の選手【番外編:渡辺剛&町田浩樹】「将来の日本代表で冨安健洋とCBコンビを組める才能を持っている」(週プレNEWS)





◆【鹿島】犬飼智也「1試合平均1失点以下は絶対。目標というより義務」チームの雰囲気には手応え(報知)






 鹿島は9日、宮崎市内でキャンプ6日目の日程を消化した。オンライン取材に対応したDF犬飼智也は「バチバチやり合えているし、みんな意欲的でいい競争が生まれている。優勝を目指そうと言っているだけじゃなく、練習の取り組みからそういう姿勢が見える」と手応えを語り、「去年のままじゃタイトルは取れない。去年プラスアルファーができればタイトルを取れるチームになる。早く開幕してほしい。(開幕が)楽しみだなと自分としては思っています」と話した。

 昨季は攻撃的なサッカーにシフトチェンジする中、失点数は34試合で44点。ザーゴ監督は「優勝を目指すチームとしては多すぎた。改善しなければならない」と振り返っていた。DF陣最年長の犬飼は「1試合平均1点以下は絶対。目標というより義務。攻めている時のリスクマネジメント、セットプレーの2つを(重点的に)意識したい」と見据えた。

 8日の練習では、ドリブルを得意とする2列目の選手の突破を次々と止めるなど完璧に近いパフォーマンスを示した一方、FW上田綺世に入れ替わられ、シュートを与えたシーンがあった。犬飼は「頭の中でぐるぐるしていて今でも悔しい」と振り返り、「まんまとやられたので。綺世やエベ(ラウド)がこのチームにはいるので、(練習の中から)個で抑えられるように成長していきたい」と力を込めた。

 宮崎キャンプは13日まで。10日にJ2甲府、13日にJ2長崎とのトレーニングマッチが予定されている。





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◆【J1鹿島】DF犬飼「1試合平均1失点以下は義務」創設30周年記念イヤー優勝へ意欲満々(中スポ)






J1鹿島のDF犬飼智也(27)が宮崎キャンプ7日目の9日、オンラインで取材に応じ、「1試合平均1失点以下は目標というより義務。そこは強く意識してやる」と意気込んだ。昨季はリーグ戦44失点、1試合平均失点「1・29」と膨らんだため、守備の軸として大幅な失点減を優勝への必要条件に掲げた。

 鹿島は2016年シーズンの2冠以降、史上最長タイの4季に渡って国内3大タイトルから遠ざかっている。今季はクラブ創設30周年の記念イヤーとあって、犬飼は「例年以上にタイトルを欲している」と闘志を隠さず、開幕・清水戦(27日・カシマ)に向けて「『鹿島、強いな』と思わせられるゲームをしたい」と意欲満々だった。




◆【J1鹿島】DF犬飼「1試合平均1失点以下は義務」創設30周年記念イヤー優勝へ意欲満々(中スポ)






◆【鹿島】「早く開幕してほしい」。DF犬飼智也はタイトル獲得へ「平均1失点以下は義務」(サッカーマガジン)






2月9日、鹿島アントラーズは宮崎キャンプ7日目のトレーニングを行なった。午前練習の後、オンライン取材に応じたのは犬飼智也。新シーズンでのタイトル獲得に向けた思いを語りつつ、そのためには守備の改善が必要であることを強調した。


「昨年のままではタイトルは取れない」


 鹿島の最終ラインを統率するディフェンスリーダーは、新シーズンのタイトル奪取に燃えている。「タイトルはチームとして取らないといけない。それは毎年言っていますが、今年は(クラブ創立)30周年ということもあるし、選手としても意識しなければいけないところなので、例年以上にタイトルを欲しています」と、加入4シーズン目の抱負を語った。

 そんな強い思いで臨む宮崎キャンプでは、「練習からバチバチやり合えている。新しい選手も入ってきて、みんな意欲的にトレーニングに取り組んでいるので、良い競争ができている」と手ごたえを感じている。「優勝を本気で目指そうって言うだけじゃなく、プレーとか練習への取り組みからもそういう(タイトル獲得を目指す)姿勢が見られる」と、チームの雰囲気の良さについても言及した。

 優勝するためには、センターバックとして失点数を減らすことも重要だ。「1試合平均1失点以下というのは、目標というよりも義務だと思っています。そこは強く意識してやりたい」と、44失点を喫した昨季から守備の改善に努める。「昨年のままではタイトルは取れない。昨年にプラスアルファできれば、タイトルを取れるチームになると思っています。早く開幕してほしい。楽しみです」。鹿島の守備職人は自信を持って、新たな戦いに向かっていく。




◆【鹿島】「早く開幕してほしい」。DF犬飼智也はタイトル獲得へ「平均1失点以下は義務」(サッカーマガジン)





◆【鹿島】GKクォンスンテが大卒GK早川友基に熱血マンツーマン指導…宮崎キャンプ6日目(報知)






 鹿島は9日、宮崎市内でキャンプ6日目の日程を消化した。

 帯同している全選手が参加した午前練習終了後、元韓国代表GK権純泰(クォンスンテ)が、明大から加入したGK早川友基にマンツーマン指導を行う場面が見られた。

 スローイングの際のボールの伸びが今ひとつだった早川に歩み寄ったクォンスンテは、投球フォームや力の入れ方などを実演を交えながら全て日本語で早川に伝授。アドバイスはボールの回転方向や左手の使い方にも及んだ。助言はスローイングにとどまらず、その後はキャッチングの技術指導も行われ、“個人レッスン”は約15分間に及んだ。

 GK曽ケ端準氏の現役引退とGKアシスタントコーチ就任を受け、今季の鹿島のGKはクォンスンテ、早川、沖悠哉、山田大樹の4人体制。この日の午後練習はフィールド選手がコンディション管理の観点からオフとなったが、GK陣は予定通り実施の予定。佐藤洋平GKコーチ、曽ケ端アシスタントコーチの指導を受けながら、切磋琢磨(せっさたくま)していく。




◆【鹿島】GKクォンスンテが大卒GK早川友基に熱血マンツーマン指導…宮崎キャンプ6日目(報知)





◆『やべっちスタジアム』で中澤佑二氏らが今季J1の順位を予想!川崎Fが連覇する可能性は?ダークホースとして挙げられたのは…(GOAL)






【国内サッカー(Jリーグ) ニュース】『DAZN(ダゾーン)』で配信されている『やべっちスタジアム』で、水沼貴史氏、中澤佑二氏、加地亮氏、那須大亮氏が2021シーズンの明治安田生命J1リーグを展望している。


『DAZN(ダゾーン)』の番組『やべっちスタジアム』にて、2021シーズンの明治安田生命J1リーグの順位が展望された。


■トップ3の順位を予想


2021シーズンのJ1リーグは2月26日に開幕が予定されている。

開幕に先駆けて、『やべっちスタジアム #8』内の企画「Commentaries Meeting」では、“どこよりも早い順位予想”と題し、名波浩氏MCのもと、水沼貴史氏、中澤佑二氏、加地亮氏、那須大亮氏がトップ3までの順位をそれぞれ以下のように予想した。

【中澤佑二氏】
1位 横浜FM
2位 鹿島
3位 川崎F

【加地亮氏】
1位 鹿島
2位 川崎F
3位 G大阪

【那須大亮氏】
1位 川崎F
2位 名古屋
3位 鹿島

【水沼貴史氏】
1位 川崎F
2位 鹿島
3位 FC東京

那須氏と水沼氏は、昨シーズンのJ1リーグを圧倒的な成績で制した川崎フロンターレの連覇を予想。水沼氏が「守田(英正)がいなくなったとしても(ジョアン・)シミッチで埋まるとか田中碧がハマるとか。ACLを挟んできて日程が過密になってきてもマネジメントができるような気がする」と説明すれば、那須氏も「連覇、2年目はチームとしてモチベーションが高いと思う」と好調を継続すると予想した。

一方で、中澤氏は川崎Fを優勝に推さない理由をこう指摘している。

「フロンターレに対する他のチームの準備が昨年よりもちゃんとできるのではないかなと。フロンターレ相手に勝ち点1でいいやというチームが数多く出てくると思います。そこで、もしかしたら引き分けが増えるのではないかと思います」

そんな中澤氏は自身の古巣である横浜F・マリノスの王座奪還を予想。説明を求められると「忖度です。DAZNさんでもそろそろマリノス戦の解説来ないかな」とジョークを挟みつつ、「新しく入ってくるブラジルの選手も評判では良いという話ですし、あとはマルコス(・ジュニオール)とチアゴ(・マルチンス)がいるのでなんとかなるでしょう」と新戦力に期待を寄せた。


■ダークホースは?


また、『やべっちスタジアム #9』の「Commentaries Meeting 完結編」では、それぞれがダークホースも予想。中澤氏と加地氏はミゲル・アンヘル・ロティーナ監督を招聘した清水エスパルス(昨季16位)を挙げている。

加地氏が「監督がロティーナになって、堅い守備からのカウンターというところは武器になる」と口にすれば、中澤氏も「監督がやっぱり変わったというのと権田(修一)君も入った。(昨季リーグ最多70失点だった)守備が堅かったらどのチームもエスパルスとやるのは嫌だと思う」と語っており、監督交代とそれに伴う堅守の構築にポテンシャルを感じているようだ。

水沼氏は、昨シーズンを10位で終えていた浦和レッズの浮上を予想。新たに招聘されたリカルド・ロドリゲス監督が背負うものは大きいと主張している。

「監督がどんなサッカーをするかというところに物凄く興味があります。徳島をあれだけのチームにしたというか、(J1に)上げて、そのタイミングで出てくるということは監督にも覚悟があると思うし、レッズは本当に狙っていた監督だと思うし。去年とは違う成績を出してくれるんじゃないかな、出さないといけないだろうなということを思います」

一方で、那須氏がダークホースにガンバ大阪を挙げると、中澤氏が「ガンバって去年2位だからね?」と反応し、加地氏も「失礼や!(笑)」と突っ込みを入れる。

しかし、那須氏は「シーズンを通して安定した2位ではなかった」と口にしつつ、さらなる向上に期待することを強調した。

「ヤットさん(遠藤保仁)の存在がプレー面とか、プレー外でもチームが悪くなって軌道修正が自然とできるというところが本当に大きかったと思うんです。選手の中の指揮官みたいな存在が誰か出てくれば安定してシーズンを通してハマった試合が多くなるんじゃないかなと思います」

番組では、予想のさらに詳細な理由や今シーズンの注目選手、各クラブの秘話なども公開。名波氏を中心とした軽快なトークからトップレベルの知見を持った出演者による様々な分析など、J1リーグ開幕に向けて期待の高まる内容となっている。




◆『やべっちスタジアム』で中澤佑二氏らが今季J1の順位を予想!川崎Fが連覇する可能性は?ダークホースとして挙げられたのは…(GOAL)