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2021年3月18日木曜日

◆鹿島1発退場に負傷交代「予想しなかった敗戦」監督(ニッカン)






<明治安田生命J1:福岡1-0鹿島>◇第5節◇ベススタ

鹿島アントラーズはDF関川の1発退場で10人で戦い、昇格組の福岡に敗れた。

MF和泉、土居が負傷交代するアクシデントもあった。数的不利を感じさせない攻撃を見せたが、相手に数少ないチャンスを決められ、ザーゴ監督は「予想しなかった敗戦」と悔やんだ。

開幕から4試合で1勝2敗1分け。昨季に続き開幕ダッシュはできていないが、指揮官は「収穫として選手の意欲、あきらめない姿勢が見られた。選手たちをたたえたい」と前を向いた。




◆鹿島1発退場に負傷交代「予想しなかった敗戦」監督(ニッカン)





◆鹿島、アクシデント続出 ザーゴ監督「ローテーションを組んでやってはいるが…」(サンスポ)






 明治安田J1第5節第1日(17日、福岡1-0鹿島、ベススタ)鹿島は前半に関川が退場し、早々と不利な状況に追い込まれた。後半終了間際には犬飼の得点で追いついたかに見えたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)で判定が覆る。さらに和泉と土居が負傷交代し、ザーゴ監督は「序盤に試合数が多く組まれている中で、ローテーションを組んでやってはいるが…」と苦い表情を浮かべた。

 福岡にボールを持たれながら、球際で強さを見せ、ほとんど好機はつくらせなかった。シュート数も8本と上回っただけに、退場が悔やまれる。途中出場で攻撃の推進力を生み出した松村は「苦しい状況だが、力を合わせて次は勝ちたい」と前向きに話した。




◆鹿島、アクシデント続出 ザーゴ監督「ローテーションを組んでやってはいるが…」(サンスポ)





◆和泉、土居が負傷交代、関川は一発レッド…鹿島アクシデント続出で苦杯(スポニチ)






明治安田生命J1第5節   福岡1―0鹿島 ( 2021年3月17日    福岡・ベスト電気スタジアム )


 鹿島は予期せぬ事態に泣いた。試合開始前にベンチ入り予定だった選手1人が家庭の事情で欠場。前半30分にはMF和泉が負傷交代し、同37分にはDF関川が一発レッドで退場となった。前半から一人少ない状況で苦戦を強いられ、ザーゴ監督は「前半は相手のやりたいことを抑えられたが、10人になってから状況は苦しかった」と唇を噛んだ。

 開幕から3戦4発と好調だったMF荒木も前半で退いて不発。さらに後半24分にはMF土居が負傷交代するなど、交代5枠をフルで活用したが、後半40分に一瞬の隙から先制点を許した。試合終了間際にDF犬飼がネットを揺らして同点かと思われたが、VARで直前のプレーにファウルがあったことでノーゴール判定。指揮官は「失った勝ち点3をホームで取り返す」と、次節21日の名古屋戦に目線を向けた。




◆和泉、土居が負傷交代、関川は一発レッド…鹿島アクシデント続出で苦杯(スポニチ)





◆10人鹿島の90+1分同点弾はVAR介入で取り消しに…福岡、“古巣”FW金森の決勝弾でJ1復帰後初の連勝達成!!(ゲキサカ)






[3.17 J1第5節 福岡1-0鹿島 ベススタ]

 J1リーグは17日、第5節を各地で行い、アビスパ福岡が鹿島アントラーズに1-0で勝利した。福岡は古巣対戦のMF金森健志が途中出場から決勝ゴール。DF関川郁万の一発退場と2度の負傷交代で苦しんだ鹿島は、後半アディショナルタイムにDF犬飼智也が同点ゴールを決めたかと思われたが、VARの介入で取り消されて今季2敗目となった。

 ホームの鹿島は前節の徳島戦(○2-1)から先発3人を変更。MF吉岡雅和、MF重廣卓也、DF三國ケネディエブスが新たに入り、今季初出場の三國は1トップで起用とされた。対する鹿島は前節の広島戦(△1-1)から5人を変更。関川、DF広瀬陸斗、DF永戸勝也、MF永木亮太、MF和泉竜司を起用し、関川は今季初出場となった。

 序盤の主導権を握ったのは今季初アウェーの鹿島。前半18分、MF土居聖真が果敢なドリブル突破から左サイドを崩し、右足に持ち替えて低いクロスをゴール前に送り込んだ。ここに飛び込んだのは開幕3試合で4ゴールのMF荒木遼太郎。だが、わずかに足が届かず、合わせることはできなかった。

 すると前半27分、鹿島にアクシデント。DFエミル・サロモンソンと競り合った和泉が踏ん張る際に足を痛め、プレーが続けられなくなった。ザーゴ監督は直後、MFファン・アラーノを投入した。

 福岡は前半37分、右サイドでのトランジションから三國が抜け出そうとすると、横から飛び込んできた関川がスライディングタックル。今村義朗主審はすぐさま関川にレッドカードを提示した。その後はMF三竿健斗がCBに入り、鹿島は10人で戦う形となった。

 後半の入りは両チームとも選手交代を実施。鹿島は荒木と永木に代えてMFレオ・シルバとDF犬飼智也、福岡はMFカウエと吉岡に代えて金森とFW山岸祐也を入れた。すると後半は互いに攻撃を仕掛け合うオープンな展開。数的不利の鹿島もFWエヴェラウド、アラーノを中心に相手ゴールに迫った。

 ところが後半21分、鹿島は裏に抜け出した土居も足を痛めてこの日2人目の負傷交代。MF松村優太が起用された。同37分、鹿島はこぼれ球に反応した三竿が強烈なミドルシュートを狙うもこれはGK村上昌謙がファインセーブ。やや劣勢が続く中でも守護神がチームを救った。

 すると後半40分、福岡がついに試合を動かした。DFドウグラス・グローリの浮き球パスを右ハーフスペースのMF田邉草民が落とし、サロモンソンがゴール前にクロスボールを送り込むと、山岸が胸で短いパス。これに反応した金森が左足でネットを揺らした。古巣対戦の金森は2戦連発。今季開幕直前に電撃復帰を果たしたストライカーの一撃で勝利を大きく手繰り寄せた。

 ところが後半アディショナルタイム1分、鹿島は金森と競り合いながら左サイドを突破した松村の折り返しを犬飼が決めて同点ゴールが入ったかと思われた。ところが、ここでビデオ・アシスタント・レフェリーが介入。ボール奪取時、松村のサロモンソンに対するファウルがあったとして、オンフィールド・レビューの末にゴールが取り消された。試合はそのままタイムアップ。テクノロジーに救われた福岡が今季初の連勝を果たした。


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◆10人鹿島の90+1分同点弾はVAR介入で取り消しに…福岡、“古巣”FW金森の決勝弾でJ1復帰後初の連勝達成!!(ゲキサカ)