16年を最後に国内タイトルから遠ざかっているサッカーJ1鹿島が12日、茨城県鹿嶋市内で始動した。今季から歴代エースが付けた背番号「10」を背負うパリ五輪世代のMF荒木遼太郎(19)が取材に応じ「目標は10ゴール、10アシスト。結構ハードルは高いが頑張りたい」と“10の誓い”を立てた。
昨季はリーグ戦10得点と大活躍、勝負の年と位置付ける今年は自ら10番を希望した。「(高校の)先輩でもある(元日本代表の)本山雅志さんが付けていたので付けたいと思った。10番に恥じないプレーをしたい」と決意を語った。近年タイトルから遠ざかっているチームにあって、10番への期待値は高い。「期待に負けない数字を出していきたい」と意気込んでいた。
11月に開催されるワールドカップ(W杯)カタール大会も見据えている。「やはり数字で表すことが目に見える結果。ゴールやアシストを意識しながらやっていきたい」と話していた。
◆鹿島が始動 背番「10」荒木遼太郎が“10の誓い”「目標は10ゴール、10アシスト」(スポニチ)