サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選に備えた日本代表の候補合宿は21日、最終日に千葉市内で流通経大との練習試合を行い、上田(鹿島)の3得点などで7―0で勝った。国内候補選手で編成したチームは解散し、22日に海外組を加えた最終予選のメンバーを発表する。
上田は後半からセンターFWに入り、ハットトリックを達成した。1点目は後半10分で、右から崩した展開から渡辺のパスを押し込んだ。同27分は鹿島の同僚、荒木の左クロスを頭で合わせて2点目。終了間際は荒木のスルーパスに抜け出して反則を受け、自ら得たPKを決めた。
全体練習後のシュート練習でも次々とネットを揺らすなど、力強さが増している。「自分の武器を前面に出したい」と語っていたFWのアピールは実るか。
◆上田がハットトリック 日本代表候補合宿、流通経大と練習試合(サンスポ)