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2022年2月10日木曜日

◆セルティックが次に獲得すべき世界のタレントは? 地元メディアが1番目に挙げたのは日本人!「すぐにトップリーグでやれる」「アンジェが気づいていなかったら驚き」(サッカーダイジェスト)






「ラインを破るパスやボール運びの力を持つ」


 古橋亨梧や旗手怜央、前田大然の活躍で、スコットランドにおける日本市場への関心は高まっている。新たな才能を発掘しようとの動きは、今後活発になっていくだろう。

 セルティック専門サイト『Celts Are Here』は2月8日、新たに「Celtic Scouting Series」という新企画を報じた。広い世界に散るタレントたちをスカウトする企画だ。その第1回目で取り上げられたのが日本人選手だったのも不思議ではないだろう。

 ピックアップされたのは、鹿島アントラーズの荒木遼太郎だ。同メディアは「すぐにトップリーグでやれるだけの才能に恵まれていたのは明らか」と、20歳になったばかりの若き才能を称賛した。

 同メディアは、荒木について「前線の4つのポジションすべてをこなすことができ、ラインを破るパスやボール運びの力を持つ」と評価。「1年目と2年目の主な違いは、ワイドではなく現在はもっと中央でプレーしていることだ」と紹介している。

「これが、ゴール期待値が安定するなかで、得点力に関して本質的な向上に役立った。中央に位置することがより頻繁になり、中央からのシュートが増えたからだだろう。クリエイティブさは落ちたが、より前の中央に位置することで想定内。彼のチームは、クリエイティブさで彼に頼ることから、得点で彼を必要とするようになったのだ」

 さらに、『Celts Are Here』は、「平均アシスト期待値0.2は同シーズンのキョウゴの0.16をわずかに上回っている」「2シーズンのヒートマップを見ると、攻撃のあらゆる役割をこなしているのが明白」と、新たに鹿島の10番を背負う才能への期待をのぞかせた。

「現在の日本サッカー界でトップクラスの有望選手のひとりであることは明らかだ。アンジェがすでに彼の才能に気づいていなかったら驚く。システムに入っていき、セルティックに貢献できるだけの、新たな若くて多才なFWだ。契約期間は短く、しかるべき額より安価で獲得できるかもしれない」

 セルティックの先輩たちの活躍が、さらなる日本の若き才能が世界へ羽ばたくきっかけとなるのを願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部




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