「上田の得点と並ぶ素晴らしい瞬間だった」
4月6日に行なわれたJリーグ第7節で、鹿島アントラーズは敵地でアビスパ福岡と対戦し、1-0で勝利を収めた。
71分にFW上田綺世のゴールで先制すると、終盤に福岡の猛攻を撥ね返し、虎の子の1点を守り切った。
ブラジル・メディア『globo』の日本通、チアゴ・ボンテンポ記者はこの試合で「素晴らしい瞬間がふたつあった」と称えた。ひとつは上田のゴールシーン、そしてもうひとつが、90+6分に見せた守護神クォン・スンテの好セーブだ。
後半アディショナルタイム、やや前に出ていたところを、元鹿島の敵FW金森健志にロングシュートを浴びる。ボールは枠を捉えていたが、なんとか片手ではじき出したボールを、味方がクリア。試合終了のホイッスルが鳴る直前の好プレーで、勝利を呼び込んだ。
ボンテンポ記者は「上田のゴールには日本にいるのがもったいないという声も見られた。そして、(クォン・スンテの)このシーンが、間違いなく今季これまでのJリーグで最も印象的な守備のシーンだった」と綴っている。
ちなみに、この勝利で鹿島は首位に浮上。ボンテンポ記者は「ディフェンス・オブ・ザ・イヤーでは? クォン・スンテがラストスローで奇跡を起こした」とし、守護神の集中力がもたらした勝ち星を称えている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
◆「ディフェンス・オブ・ザ・イヤーでは?」ブラジルの日本通記者が、アントラーズ守護神のプレーを絶賛!「奇跡を起こした」(サッカーダイジェスト)
「元鹿島の金森にロングシュートを浴びる。ボールは枠を捉えていたが、なんとか片手ではじき出したボールを味方がクリア」
— 日刊鹿島アントラーズニュース (@12pointers) April 9, 2022
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