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2022年4月30日土曜日

◆鹿島が首位浮上! FC東京は歴史的一戦を制す…札幌と福岡が今季2勝目/J1第10節(サッカーキング)






 明治安田生命J1リーグ第10節の7試合が28日と29日に行われた。

 唯一28日にマッチメイクされたのは、ジュビロ磐田と名古屋グランパスの“東海ダービー”。43分にマテウス・カストロのゴールで名古屋が先制するが、磐田は84分に大津祐樹が試合を振り出しに戻すと、そのわずか1分後に大津が逆転ゴールをマーク。2-1で逆転勝利した磐田は今季ホーム初白星を挙げ、リーグ戦7試合ぶりに勝ち点「3」を手にした。一方、名古屋は4戦未勝利となった。

 首位浮上を目指す鹿島アントラーズは、敵地でセレッソ大阪と対戦。6分に幸先よく鈴木優磨のゴールで先制すると、14分に鈴木のアシストから松村優太が追加点を奪取。その後はしっかりとC大阪の反撃を跳ね返し、試合終盤にアルトゥール・カイキがダメ押しの3点目を挙げて3-0で勝利した。鹿島は3試合ぶりの白星で勝ち点を「22」に伸ばし、全チームが10試合を終えた時点で首位に浮上した。

 FC東京vsガンバ大阪は、改修後の国立競技場で初めて開催されたJ1リーグの試合に。試合はアダイウトンとレアンドロのゴールでFC東京が2-0で勝利し、4試合ぶりの白星で4位に浮上している。

 サンフレッチェ広島をホームに迎えた清水エスパルスは、チアゴ・サンタナの2ゴールで2度リードしながらも2度とも追いつかれてしまう。日本代表を率いる森保一監督とパリ五輪世代の代表を率いる大岩剛監督が視察に訪れた一戦は2-2に終わり、清水は4試合連続ドローで8戦未勝利となった。

 敵地で柏レイソルと対戦したサガン鳥栖は、27分に本田風智のゴールで先制。さらに福田晃斗が1ゴール2アシスト、田代雅也と飯野七聖がJ1初得点をマークする活躍を見せ、4得点で今季アウェイ初白星を収めた。55分に細谷真大が1点を返しながらも1-4で敗れた柏は、リーグ戦3連敗となった。

 京都サンガF.C.とアビスパ福岡の対戦は12分、ジョルディ・クルークスのクロスに山岸祐也が頭で合わせて福岡が先制。この1点が決勝点となり、1-0で勝利した福岡は5試合ぶりの白星で今季2勝目となった。京都は5試合ぶりの敗戦となった。

 北海道コンサドーレ札幌はホームで湘南ベルマーレと対戦。52分にCKのこぼれ球を拾った菅大輝が強烈なミドルシュートを突き刺し先制すると、この1点を守り切って1-0で勝利した。札幌は2試合ぶりの白星で今季2勝目、湘南は3試合ぶりの黒星となった。

 第10節の試合結果と順位表、第11節の対戦カードは以下の通り。

■試合結果
▼3月2日(水)
川崎フロンターレ 2-1 浦和レッズ
横浜F・マリノス 2-0 ヴィッセル神戸

▼4月28日(木)
ジュビロ磐田 2-1 名古屋グランパス

▼4月29日(金)
北海道コンサドーレ札幌 1-0 湘南ベルマーレ
清水エスパルス 2-2 サンフレッチェ広島
京都サンガF.C. 0-1 アビスパ福岡
柏レイソル 1-4 サガン鳥栖
セレッソ大阪 0-3 鹿島アントラーズ
FC東京 2-0 ガンバ大阪

■順位表
※()内は勝ち点/得失点差

1位 鹿島(22/+6)
2位 川崎F(20/+3)
3位 横浜FM(18/+6)
4位 FC東京(18/+5)
5位 柏(16/+1)
6位 鳥栖(15/+7)
7位 京都(15/+2)
8位 広島(14/+1)
9位 C大阪(13/+1)
10位 札幌(13/-2)
11位 福岡(11/-1)
12位 磐田(11/-2)
13位 浦和(10/+1)
14位 G大阪(10/-3)
15位 名古屋(10/-3)
16位 清水(9/-4)
17位 湘南(6/-7)
18位 神戸(4/-11)

■次節の対戦カード
▼5月3日(火)
14:00 名古屋 vs 京都
14:00 広島 vs 柏
15:00 鹿島 vs 磐田
15:00 湘南 vs 清水
15:00 鳥栖 vs C大阪
17:00 福岡 vs FC東京

▼5月4日(水)
14:00 G大阪 vs 札幌

▼5月18日(水)
19:00 神戸 vs 川崎F
19:30 浦和 vs 横浜FM


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