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2022年11月11日金曜日

◆【Jリーグ】アシスト王に鹿島・鈴木優磨ら3人、最多9回 PK職人は浦和・ショルツ/データ(ニッカン)






<ニッカン・フットボール・アウォーズ>

Jリーグのデータを独自の視点で分析して各賞を選出する恒例「ニッカン・フットボール・アウォーズ」を今年も開催! 20日に開幕するワールドカップ(W杯)カタール大会の日本代表に選出されたセルクル・ブリュージュFW上田綺世(24)は、鹿島アントラーズ在籍時にJ1リーグ戦18試合で10得点を挙げました。1試合平均0・56点で、今季J1の「1試合平均得点王」に輝いた男は、9日(日本時間10日)のカップ戦でも勝ち越しゴールを決めてチームの勝利に貢献。W杯も任せた!【構成=石川秀和】

◆シュート王 名古屋FWマテウス・カストロが最多79本のシュートを放った。今季から登録名を「マテウス」から「マテウス・カストロ」に変更。遠めからでも積極的に左足を振り抜き、チーム最多8得点。8月19日の磐田戦で決めた左足ミドルは強烈だった。

◆DF得点王 浦和DFアレクサンダー・ショルツが6得点でDF登録選手では最多。そのうちPKで5点を挙げた。5回蹴って全て成功の「PK職人」。浦和の選手がPKで年間5点は13年のMF阿部勇樹以来だった。なお年間最多は95年のFW福田正博で14点。

◆全試合スタメン出場 新型コロナの影響があった中、年間34試合全てに先発出場は4人。そのうち横浜GK高丘、鳥栖GK朴の2人がフルタイム出場を達成した。フィールド選手の全試合フル出場はいなかったが、神戸の元日本代表DF酒井が最長の3050分。

◆途中出場得点王 神戸FW大迫はW杯日本代表を外れたが、J1では勝負強さを示した。今季は26試合7得点。途中出場での6点は最多だった。後半ロスタイムの得点も最多タイの3点。けがなどで出場時間が限られたが、降格危機にあったチームを救った。

◆アシスト王 鹿島FW鈴木、川崎FのMF脇坂、広島MF野津田の3人が最多9回で並んだ。脇坂と野津田はCKとFKのキッカーとして多くの得点を演出したが、鈴木はそれがなく、全て流れの中から。5月25日の鳥栖戦では1試合3アシストを記録した。

◆殊勲弾王 J1得点王の清水FWチアゴ・サンタナが先制点、同点、勝ち越し点という、いわゆる肩書付きのゴールでも最多10点。1点ビハインドの状況での同点ゴールが5点あった。ただ、チームは後半ロスタイムの失点が多く、17位で来季J2降格となった。

◆ヘッド得点王 鹿島MFアルトゥール・カイキが頭で最多6点。身長174センチと比較的小柄ながら、抜群の跳躍力を武器に184センチの清水FWチアゴ・サンタナの5点を上回った。その6得点中4点がMF樋口のアシスト。樋口の高精度のクロスも光った。

◆GK3冠部門 名古屋のランゲラックが90分換算の失点数であるGK防御率で2年ぶりに1位。完封数は東京のスウォビィクが最多14試合。セーブ率の1位はG大阪の東口で76・9%だった。東口は開幕からケガに苦しんだが、復帰後はビッグセーブを連発。最後は4試合連続完封でチームのJ1残留に貢献した。





◆【Jリーグ】アシスト王に鹿島・鈴木優磨ら3人、最多9回 PK職人は浦和・ショルツ/データ(ニッカン)