鹿島アントラーズのMF松村優太(21)が21日、23日のルヴァン杯・大分トリニータ戦に向けオンライン取材に応じ、ホームでの3戦ぶりの勝利を誓った。勝てばルヴァン杯で1次リーグ突破に大きく近づく一戦。チームはリーグの横浜F・マリノス戦、名古屋グランパス戦とホームで白星を逃しており、松村は「勝利が求められる中で自分がプラスになるプレーができれば」と意気込んだ。
17日の名古屋戦では、0-0の後半アディショナルタイムにピッチに入り、左サイドから切れ込み強烈なシュートを放ったが、相手の好セーブに阻まれ、決勝点を奪えなかった。翌18日はオフだったが、自ら志願しクラブで練習に励んだ。 「チャンスがあって。1点決めれば勝ち点3だった。これからもそういう場面があるとは思うし、そこは決めきらないとと思いましたし。自分の反省点とコンディション面を含めて自分の判断でやりました」と、休日返上の練習の意図を明かした。
バイラー監督の下、1対1の強度の高いメニューが組まれ、個の技術と1対1で負けない強さをチームとして磨いている。松村も「1人1人の個は大事な部分。個が求められているなら自分にとってはチャンス。自分の良さをどんどん出していくタイミングではある」と手ごたえを口にする。
攻撃面では、FW上田、鈴木の強力2トップを生かすためにもバリエーションを増やすことを考えており「2枚だけが強力だけでもだめ。自分を含め、アタッカーが2人を生かしつつ、どう自分の能力を出していくか」と課題を掲げる。松村の武器であるスピードある仕掛けで、攻撃を活性化させるイメージはできている。
◆【鹿島】松村優太「自分がプラスになるプレーを」ルヴァン杯大分戦でホーム3戦ぶり勝利を誓う(ニッカン)
「バイラー監督の下、1対1の強度の高いメニューが組まれ、個の技術と1対1で負けない強さをチームとして磨いている」
— 日刊鹿島アントラーズニュース (@12pointers) April 21, 2022
『個が求められているなら自分にとってはチャンス』
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