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2022年6月12日日曜日

◆鹿島・鈴木優磨が声出し応援解禁に「心にくるものが…」負傷退場にも言及(FOOTBALL TRIBE)






 明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズに所属するFW鈴木優磨(26)が11日、自身のインスタグラムアカウントを更新。YBCルヴァンカップ・プレーオフステージ第2戦のアビスパ福岡戦で声出し応援が解禁されたことにふれた。

 Jリーグ公式戦をはじめ日本国内のプロスポーツでは新型コロナウイルス感染拡大を受けて、声を出す応援行為が禁止されていた。しかし、Jリーグは先月に声出し応援の全面解禁にむけての段階的な試験導入を行うと発表。その第1戦に県立カシマサッカースタジアムで開催の鹿島アントラーズ対アビスパ福岡が選ばれていた。

 この試合では、スタジアムの収容人数を50%に制限した上で「声出し応援エリア」を両ゴール裏に設置。「声出し応援エリア」の座席チケットを持っているファンに対しては、スタジアム入場前にマスクが配布されていた。

 その声出し応援解禁第1戦で先発出場した鈴木優磨は、前半12分に負傷退場。試合後にインスタグラムで「軽症でした!」とファンに報告すると「久しぶりに応援を聞いて本当に心にくるものがありました!今は苦しい時期だけど必ず乗り越えよう。若いチームを支えてください」と投稿。声出し応援に対する自身の気持ちを綴っている。

 なお、鹿島アントラーズはプレーオフステージ第1戦で0-1と敗戦。第2戦では2-1と勝利したものの、アウェイゴール差によりプライムステージ進出を逃した。





◆鹿島・鈴木優磨が声出し応援解禁に「心にくるものが…」負傷退場にも言及(FOOTBALL TRIBE)

◆【J1】声出し解禁がアダ!鹿島敗退でスタンドからヤジ 三竿健斗ら不満示すも静止される(東スポWeb)






 J1鹿島がなんとも皮肉な事態に直面した。11日のルヴァンカッププレーオフ第2戦・鹿島―福岡戦(カシマ)で新型コロナウイルス対策の一環で禁止されていた声出し応援が一部解禁された。

 国内主要プロスポーツで発声応援が認められるのは初めて。両ゴール裏に設けられた指定エリアは、収容の4分の1の計1758席が用意され、不織布マスクの着用が必須という条件があるものの、サポーターから声援や歌が響いた。今後は段階的に制限を緩和する方針で、ようやく日常の応援が戻りつつある。

 選手にとってサポーターの声援は大きな力になる。ホームの鹿島は、2―1で勝利を収めたものの、2戦合計2―2でアウェーゴールの差で早くも敗退が決まった。これには、タイトルを期待する一部サポーターのブーイングが起きてしまった。浦和サポーターが何度も犯してきた声出し破りとは違って、ルール内であれば、今回は〝合法〟だ。

 声援が戻ってきたタイミングでは間が悪いとしか言いようがない。試合後には、ブーイングに交じって飛ぶヤジに対して、イレブンとともにスタジアムを周回していたMF三竿健斗が不満げにスタンドへアピールし、MF土居聖真になだめられる一幕もあった。DF関川郁万も不満をにじませる場面もあった。

 このタイミングでルヴァンカップ制覇は逃したが、リーグ戦は2位と好位置につける。ブーイングを黙らせるためにも残るタイトルへ全力投球するしかない。





◆【J1】声出し解禁がアダ!鹿島敗退でスタンドからヤジ 三竿健斗ら不満示すも静止される(東スポWeb)

◆鹿島の声出し応援にファン歓喜「涙が出る」「他サポだけど、いいね」「このチャント癖になる」(ゲキサカ)






 Jリーグが11日に公式ツイッター(@J_League)を更新し、鹿島アントラーズのファン・サポーターによる声出し応援の動画を投稿した。

 鹿島は同日のルヴァン杯プレーオフステージ第2戦でアビスパ福岡と対戦。県立カシマサッカースタジアムで開催されたこのゲームは「声出し応援運営検証対象試合」として、一部座席で声出し応援が認められている。

 Jリーグは「スタジアムに声が戻って来ました」と書き出し、「本日の鹿島vs福岡は、声出し応援エリアが設けられています!早速、鹿島ファン・サポーターの大きな声が響いています」と、動画で試合前の様子を伝えた。

 これにフォロワーからは「素晴らしい!」「この時を待ってた」「やっぱいいなー」「なんか涙が出る」「羨ましい」「他サポだけど、いいね!」「鹿島のこのチャント癖になる」と喜びのコメントなどが続々と寄せられている。







◆鹿島の声出し応援にファン歓喜「涙が出る」「他サポだけど、いいね」「このチャント癖になる」(ゲキサカ)





◆【鹿島】2年半ぶりカシマスタジアムに声援戻ってきた「チームコールに鳥肌」「声出し最高」(ニッカン)






<YBCルヴァン杯:鹿島-福岡>◇プレーオフステージ第2戦◇11日◇カシマスタジアム

Jリーグのスタジアムに声援が戻ってきた。ルヴァン杯・鹿島アントラーズ対アビスパ福岡が11日、カシマスタジアムで行われ、声出し応援が一部で解禁された。カシマスタジアムでの声援は、19年12月の最終節以来、2年半ぶり。

声出し応援の段階的導入の第1歩として、運営検証を兼ねての形。独立した声出し応援対象観客席が設けられ、ホーム席が1116席、ビジター席が642席。スタジアムの総観客数はスタジアム全体の収容率50%以下に制限された。

声出し応援席では不織布マスクの着用が義務付けられ、食事とアルコール類の持ち込みは禁止。声出しはピッチ方向のみに制限されている。客席は前後1列、左右1席空ける格子柄となった。声出し応援席は5月27日に発売され、即完売になったという。

午後3時キックオフの前の午後0時半。声出しエリアではコールリーダーの合図の下、チームコール、新加入のMF樋口やDF関川、常本のチャントがお披露目された。午後2時半、選手がウオーミングアップでピッチに姿を見せると「鹿島アントラーズ」のそろったチームコールが響き渡った。1116席と制限があるにもかかわらず、声援の圧がスタジアムに押し寄せた。

神奈川・茅ケ崎市から駆けつけた41歳の男性は「やっと(声援が)帰ってきました。チームコールに、鳥肌が立って泣きそうになった。人数に制限がある中での声援ですが、チームを勝たせるように声を送っていきたい。これで終わりにならないように願いたい」と話した。

丸山康太朗さん(22)は「これがサッカーのスタジアム。この感情を我慢していた。拍手だけではサポーターができることが少なかった。雰囲気をつくることが勝つことにつながると思うのでやっとできる。スタジアムに来る前からテンションが上がっていた」と目を輝かせた。つくば市出身の木村はるきさん(22)は「声出し最高。鹿島はどこよりも声出しがすごいと思う。思いを届けられれば」とチームの後押しを誓った。

運営実証では、声出し席のマスク着用率や観客の距離、二酸化炭素濃度の計測などを調査する。





◆【鹿島】2年半ぶりカシマスタジアムに声援戻ってきた「チームコールに鳥肌」「声出し最高」(ニッカン)





◆日本もやっと…839日ぶりに帰ってきた「声援」サポーターの思いと、解禁へのハードル(報知)






 サッカーのルヴァン杯プレーオフステージ第2戦・鹿島―福岡で、新型コロナ禍後の国内プロスポーツで初めて「声出し応援」が認められた。本格的な解禁に向けた段階的導入で、スタジアム収容率を50%以下とするなど制限をかけ、実証データを計測した。声出し応援は、Jリーグ主催試合では2020年2月23日以来、約2年4か月ぶりとなった。

*  *  *

 魂の叫びがスタンドから沸き上がった。鹿島ゴール裏の声出しエリアで、コールリーダーが声を張り上げた。「やっと声を出せる!」「ずっと我慢してきた。やっとここまで来た!」「やってやろう!」。J最多20冠の歴史を支えてきた定番のチャント(応援歌)が繰り返されると、感無量で涙を拭う人の姿もあった。

 1758席分が用意された声出し応援席で、マスクを着けたサポーターの「声」が響いた。人数で劣った福岡サポーターも、負けじと熱い思いを歌に乗せ、チームを後押しした。839日ぶりにスタジアムに帰ってきた声援に、視察した野々村芳和チェアマンも“解禁”の瞬間「感激した。胸が熱くなった。選手の気持ちを考えると、グッときた」。他国では、1年ほど前から“解禁”へ舵(かじ)を切る国が相次ぐ。段階的導入ではあるが、日本もやっと、追いついた。

 収容人数制限がなくなった今でも、Jリーグの観客数は伸び悩んでいる。各クラブが集客に苦戦しており、コロナ禍前の水準とは開きがある現状がある。声出しの禁止により、スタジアムから足が遠のいたファンも少なくないと聞く。

 車内で“復習”も兼ねて応援歌を熱唱してから観戦したという20代の女性サポーターは、この2年4か月間もスタジアムに通い続けた。「実際に、コロナ禍で来なくなった人も多くいる。(解禁を機に)人が入りたくなるゴール裏をつくりたい」。初めて声出し応援を体験した20代女性も「今日の応援で、かっこいいなと思った人もいるはず。また来たいと思わせるスタジアムになることが、選手の力につながるはず」と力説した。

 現行制度では、声出し応援を導入した場合、会場収容率を50%以下に制限する必要がある。あるJ1クラブの関係者は「うちは年間指定席だけで(収容率)50%分程度分を発券している。今のままだと導入は厳しい」と語る。この日は気温24度、湿度22%と比較的過ごしやすい環境下での試合だったが、サポーターからはマスク発声について「息苦しかった」「汗で濡れて苦労した」などの声も聞かれた。乗り越えるべきハードルは多い。

 それでも「サポーターを含めたクラブ力で争っていくのがサッカー。早く本来の姿に戻す努力をしていく。一歩ずつ積み上げていく」と野々村チェアマン。日本スポーツ界の先陣を切る形で、大きな一歩を踏み出したことは事実。本格的な声出し解禁への流れが加速し、スタジアムが本来のあるべき姿に戻っていくことを願う。(岡島 智哉)





◆日本もやっと…839日ぶりに帰ってきた「声援」サポーターの思いと、解禁へのハードル(報知)


◆【鹿島】バイラー監督「2トップがいない中でも」アウェーゴール差でルヴァン杯PO敗退も前向き(ニッカン)






<ルヴァン杯:鹿島2-1福岡>◇プレーオフ第2戦◇11日◇カシマ

鹿島アントラーズはアビスパ福岡に2-1で勝利したが、2戦合計2-2でアウェーゴールの差でプレーオフでの敗退が決まった。

前半12分にFW鈴木優磨が左足首を痛め負傷交代。それでも鈴木と交代して入ったFWエヴェラウドが前半34分、福岡DF志知のクリアが短くなったところに反応し右足シュートで先制。

前半40分にはMF仲間の左足シュートで2点をリードした。だが、前半終了間際の失点が響き、決勝トーナメント進出はならなかった。

試合後、バイラー監督は「残念だが、2トップ(上田と鈴木)がいない中でも、堅守の福岡を相手に2点取って試合も勝っている」とMF仲間やエヴェラウドの奮闘をたたえ「彼らのパフォーマンスは次に生きる」と前を向いた。

声出し応援を受けた中で敗退が決まり「勝利は届けられたが、予選通過は届けられなかったのは、残念だった」と振り返った。





◆【鹿島】バイラー監督「2トップがいない中でも」アウェーゴール差でルヴァン杯PO敗退も前向き(ニッカン)





◆【鹿島】土居聖真「これからという時に次に進めないのは残念」2年半ぶり声援に「感謝」も敗退(ニッカン)






<ルヴァン杯:鹿島-福岡>◇プレーオフ第2戦◇11日◇カシマ

鹿島アントラーズはアビスパ福岡に2-1で勝利したが、2戦合計2-2でアウェーゴールの差で敗退が決まった。

前半12分にFW鈴木優磨が左足首を痛め負傷交代。それでも鈴木と交代して入ったFWエヴェラウドが前半34分、福岡DF志知のクリアが短くなったところに反応し、右足シュートで先制。前半40分にはMF仲間の左足シュートで2点をリードした。

だが、前半終了間際の失点が響き、決勝トーナメント進出はならなかった。

この日は声出し応援席が設けられ、カシマスタジアムでは19年12月7日の最終節以来、約2年半ぶりに声援が戻った。

途中出場のMF土居聖真は「悔しいですし、声出しが解禁になって、これからという時に、次のステージに進めないのは残念でしかない」と悔やんだ。

1つのタイトルを失ったが、リーグでは上位につけている。土居は「次はJリーグで上位に残るために、やるべきことをやらないと、またズルズルいく可能性がある。ポジティブな方向に進んでいくことが大事」と前を向いた。

また、サポーターの声援について「今までの日常が戻ってくることは幸せなこと。今日の声援は感謝でしかない。普通のことが簡単なものではないと感じさせられた2年半だった。僕も試合に出られるように頑張って、チャントをたくさん歌ってもらえるように、練習から頑張りたい」と話した。





◆【鹿島】土居聖真「これからという時に次に進めないのは残念」2年半ぶり声援に「感謝」も敗退(ニッカン)





◆福岡がAG差で6年ぶりベスト8進出! 鈴木優磨負傷の鹿島はあと一歩及ばず《ルヴァンカップ》(超WORLDサッカー!)






JリーグYBCルヴァンカップ・プレーオフステージ第2戦が11日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、ホームの鹿島アントラーズが2-1で勝利したものの、アウェイゴールの差でアビスパ福岡がプライムステージ進出を決めた。

第1戦を0-1で落とし、突破のためには2点差での勝利が必須となる鹿島は、船橋、土居に代えて仲間、ディエゴ・ピトゥカを起用。システムは変わらずの[4-4-2]で、日本代表に選出されている上田に代わり、和泉が鈴木と2トップを組んだ。

一方、準々決勝進出に向けて優位な立場となる福岡は、第1戦からスタメン変更なし。こちらも引き続き[4-4-2]のシステムを採用し、ファンマと山岸による2トップとなった。

立ち上がり、福岡をいきなりアクシデントが襲う。CKのクリアを試みた奈良がゴール前で関川と接触して左肩を負傷。一度はプレー続行を試みたものの、8分にドウグラス・グローリと交代することになった。その直後、鹿島もエースである鈴木優磨が左足首を負傷し、エヴェラウドと交代。両者共に開始早々負傷者を出す苦しい展開になった。

互いに強度の高さを見せるなか、勝利が必要な鹿島が徐々にボールを持ち始める。19分にはボックス手前でボールを持ったアルトゥール・カイキがミドルシュートを狙ったが、これはGK村上がしっかりキャッチした。続く20分には、流れるようなパスワークから樋口がミドルシュートを放つもポスト直撃。こぼれ球にアルトゥール・カイキが詰めたがGK村上が身体を張り、阻止した。

その後は両者ともにチャンスを作れず、こう着状態に陥るかに思われた34分、ピッチ中央から鹿島の和泉が送った浮き球を志知がクリアするも、これが絶妙な浮き球となってボックス内中央へ。走り込んできたエヴェラウドがワンタッチで巧みに合わせてゴールに流し込み、鹿島が先制した。

畳みかける鹿島は40分に左サイドに流れた和泉がクロスを上げると、福岡がクリアにもたついたところを見逃さなかった常本がボックス内でボールを回収し、バイタルエリア右にポジションをとっていた仲間にパス。仲間がワンタッチで放ったシュートは志知に当たって軌道が変わり、鹿島が2点目を記録。2戦合計スコアで逆転に成功した。

しかし、福岡は前半アディショナルタイム、右サイドでボールを収めたファンマが独力でバイタルエリアまで持ち運ぶと、右サイドのラインぎりぎりで張っていた前嶋にパス。抜け出した前嶋が冷静にボックス内中央にボールを送ると、山岸が落ち着いてゴール右隅に流し込み、福岡が1点を返したところでハーフタイムを迎えた。

アウェイゴール数の差で不利になった鹿島は、後半再び攻勢を仕掛ける。2分にはボックス内でエヴェラウドの落としから仲間がボレーシュートを狙ったが、これは大きく枠外に。続く5分にも激しいプレッシャーでボールを奪ったカイキが左サイドからクロスを放ち、ファーサイドに仲間が走り込むもわずかに届かない。

防戦に立たされる福岡だが、57分には敵陣でのFKから最後はドウグラス・グローリがヘディングシュートを放つなど、セットプレーを駆使して打開を試みる。63分にもCKの流れからフアンマが折り返し、ドウグラス・グローリが頭で合わせたが、ここはオフサイドとなった。

前半同様、徐々に福岡を押し込み始めた鹿島だが、集中した守備を続ける相手をなかなか攻略できない。74分には染野を投入、80分には3枚替えを敢行して攻勢を強めようとするが、焦りからか単調な攻撃が続く。一方の福岡は途中交代で入ったルキアンを活かしたカウンターによって、守備の裏を突く狙いを見せるなど統率の取れたパフォーマンスを見せる。

アディショナルタイムに入ってもボールをボックス内まで運べない鹿島は、最後まで福岡の集中したブロックを崩すことができず。鹿島が2-1で勝利したものの、合計スコア2-2となり、アウェイゴールの差で福岡が6年ぶりのプライムステージ進出を果たした。

鹿島アントラーズ 2-1(AGG:2-2) アビスパ福岡
【鹿島】
エヴェラウド(前34)
仲間隼斗(前40)
【福岡】
山岸祐也(前45+5分)





◆福岡がAG差で6年ぶりベスト8進出! 鈴木優磨負傷の鹿島はあと一歩及ばず《ルヴァンカップ》(超WORLDサッカー!)