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2022年6月17日金曜日

◆日本代表の攻撃力不足を解決できるのは誰? SNS上で招集を期待される“鈴木優磨”を今こそ呼ぶべきか(the WORLD)






本大会までは約5カ月しかない


6月の4試合のテストゲームを終えた日本代表。3戦目までは2勝1敗とまずまずな成績を残していたが、4戦目の対チュニジアは0-3と大敗を喫してしまった。守備は自陣でのミスが続いており改善は見込めるが、攻撃はブラジル戦に続いて再び枠内シュートがゼロと沈黙してしまった。

攻撃力低下の要因としては工夫のない攻撃が続いたことだ。単調なサイドからのクロスが多く、後半は途中からピッチに立った三笘薫に任せきりの状態であり、打開策が見えなかった。だが、この課題はアジア最終予選から続いており、残り5カ月で解決するかは怪しいところだ。そのため人の質で解決する必要がある。

サイドからの単調なクロスが続くのは中央を使った攻撃が少ないからだ。前線でボールを収められる選手がおらず、ゴール前にボールが運べない。そのためクロスが最大の武器になってしまっている。浅野拓磨、上田綺世、古橋亨梧、前田大然ではためが作れず、前線でキープできる、時間が作れる選手が欲しい。

適任なのは鹿島アントラーズの鈴木優磨だ。敵陣でフリーなポジションを見つけてボールを受けるのが上手く、味方をサポートすることに長けている。守備でも走れる選手であり、現代的なCFだ。今季の鹿島では6ゴールを決めており、得点力も問題ない。また、気持ちの強い選手であり、今の代表に少ないファイターとしてチームをけん引することも期待できる。原口元気のようなボックス内に侵入できる中盤もおり、相性はいいはずだ。

問題はこれまで代表経験がなく、前述した4人のFWと比べ積み上げがない。だが、積み上げがある彼らでも今の代表で輝くことはできておらず、代表での経験の重要度は分からない。鈴木は国内組であり、7月のE-1選手権で呼ばれる可能性がある。SNS上では「E-1で呼んでほしい」「鈴木優磨にチャンスを与えてほしい」との意見が多く見られており、そこで存在感を示せば9月の海外組含めた代表戦でチャンスを与えられることになるだろう。





◆日本代表の攻撃力不足を解決できるのは誰? SNS上で招集を期待される“鈴木優磨”を今こそ呼ぶべきか(the WORLD)





◆【鹿島】声出し再開戦で復活弾、エヴェラウド「力強かった」。京都戦へ「アグレッシブで強度が高い」と警戒(サカノワ)






日本代表上田綺世が負傷、リーグ今季初先発の可能性高まる。

[J1 17節] 鹿島 – 京都/2022年6月18日18:00/県立カシマサッカースタジアム

 J1リーグ鹿島アントラーズのFWエヴェラウド(Everaldo Stum)が6月16日、オンラインによる取材に応じて、復活からの感触、そして京都サンガF.C.戦で再開する後半戦への抱負を語った。

「ルヴァンカップ敗退は非常に残念な結果です。第1戦を落としたのが一番の要因で、試合に勝てたことをプラスと捉えています。ただルヴァンカップのことは忘れ、残るリーグ戦と天皇杯に集中して、みんなで取り組んでいます。京都戦でしっかり勝ち、上位に居続けることが大切です」

 コロナ禍での声出し応援再開ゲームで、まさに渾身のゴールを叩き込んだ。エヴェラウドここにあり――。その存在感を示すとともに、さっそくサポーターとピッチを強くつないだ一撃になった。

「声出し応援が再開され、ピッチに立つ僕らとしてはその違いは明らかに大きく、力強く感じました。ホームゲームの時は、自分たちらしい姿勢を、プレーの強度を含めて表現したいと思います」

 そして18日の京都戦へ。日本代表FW上田綺世の負傷に伴い、今季リーグ初先発の可能性が高まる。来月31歳になるブラジル人ストライカーは「京都は非常にアグレッシブで強度も高いです。ただ我々は我々のやり方があるので、それをしっかり表現することが重要です。対戦する相手をリスペクトしますが、自分たちのやるべきことをやることに尽きると思います」と足元を見つめて戦い、虎視眈々とゴールを狙う。





◆【鹿島】声出し再開戦で復活弾、エヴェラウド「力強かった」。京都戦へ「アグレッシブで強度が高い」と警戒(サカノワ)





◆ケガで代表離脱の上田綺世が鹿島の全体練習に合流、J1再開の京都戦出場なるか(超WORLDサッカー!)






頼れるエースは再開初戦に間に合いそうだ。負傷の影響により、日本代表活動から早期離脱していた鹿島アントラーズのFW上田綺世が、チームの全体練習に合流した。

上田は日本代表の"6月シリーズ"へ招集されていたが、出場は10日のキリンカップサッカー2022・ガーナ代表戦での80分のみにとどまり、12日にはケガによる離脱が発表されていた。

カタール・ワールドカップ(W杯)のメンバー入りへ向けてのアピールは不完全燃焼に終わったが、すでに気持ちはリーグ戦へと切り替わっているようだ。

鹿島は16日、公式ツイッターで上田が全体練習に合流したと発表。ランニングやシュート練習だけでなく、コンタクトのあるミニゲームでも汗を流す姿を公開した。

明治安田生命J1リーグで2位につける鹿島は、18日にリーグ戦再開となるホームでの第17節京都サンガF.C.戦を控えている。FW鈴木優磨を累積警告による出場停止で欠くだけに、現在J1で10ゴールを挙げ、得点ランキングトップに位置するエースが戻ってくれば、心強いことこの上ないだろう。