◆明治安田生命Ｊ１リーグ▽第３節 横浜ＦＣ１―３鹿島（４日・ニッパツ三ツ沢）
鹿島が悪夢を払拭する快勝を飾った。前半９分、ＭＦ藤井智也がＭＦ樋口雄太のパスを受けて、エリア右から先制点。今季広島から移籍加入した藤井の移籍後初得点でリードを奪った。ＰＫで同点とされた同３８分には、ＦＷ鈴木優磨にも今季初得点が飛び出した。右サイドからのパスの押し込み、勝ち越しに成功。後半ロスタイムには途中出場のＦＷアルトゥール・カイキの３点目で試合を決めた。前節の川崎戦では数的優位に立ちながら、後半４４分から２失点を喫し、逆転負け。ショッキングな敗戦から切り替え、今季２勝目を手にした。
岩政大樹監督は「前節のこともあった。勝ちきるまで集中していこうと選手たちに話してた。チャンスを作り続けてくれた。よく戦い続けてくれたなと思います」と選手をたたえた。昨年８月以来の得点となった鈴木も「いつぶりだよという感じ」と振り返り、ワンタッチゴールには「ごっつぁんゴールだけど、ＦＷとしては理想の点。触るだけ（のゴール）がＦＷの理想」と喜んだ。
◆鹿島 前節の悪夢を払拭する３点快勝 鈴木優磨は今季初得点に「いつぶりだよ」と突っ込む(報知)