第2次森保ジャパン初陣のゴールを守ったのは、カタールW杯メンバーでもあるGKシュミット・ダニエルだった。日本代表GK大迫敬介(広島)は24日のウルグアイ戦(△1-1)について「GKがビルドアップに参加するのは変わらない。自分が入ったらどう関わるかを意識して見ていた」と振り返った。
「ダンさん(シュミット)が出ていたので、ビルドアップの部分は参考になるし、どこまでリスクを負ってつなぐのか。つなげばいいものではないし、引きつけてロングボールを入れるのもオプションとして持っておかないといけない」。シュミットのプレーに刺激を受けながら、自分が出たときのシミュレーションにも余念がなかった。
この日のシュート練習でも体を張ったセービングを見せていた大迫は報道陣から「この選手のシュートはすごいと感じるのはだれか」という質問に「(上田)綺世くん」と即答。「パンチ、スピード、ボールの重さが違う。どこにボールがあっても、ニアとファーどちらにも腰をひねって蹴ってくる。それはGKとして嫌」と、シュートのパワーもコースも他の選手とは一味違うようだ。
さらに初招集の選手ではどうかと聞かれ、「(中村)敬斗も(上田)綺世くんと似ていてパンチがある。ボールの置きどころはGKとの駆け引きも含めて嫌なところがある」と明かしていた。
(取材・文 西山紘平)
◆GK大迫敬介がシュート練習で対峙して嫌な選手は…「パンチ、スピード、ボールの重さが違う」(ゲキサカ)
「"この選手のシュートはすごいと感じるのはだれか"という質問に『綺世くん』と即答」
— 日刊鹿島アントラーズニュース (@12pointers) March 26, 2023
◆GK大迫敬介がシュート練習で対峙して嫌な選手は…「パンチ、スピード、ボールの重さが違う」(ゲキサカ) https://t.co/mld0ve5v0M #上田綺世 pic.twitter.com/mK4cWNB2Ey