ベルギー1年目で22ゴールをマーク
海外移籍情報サイト「Transfermarkt」が6月9日、ベルギーリーグに所属する選手たちの推定市場価格を更新。多くの日本人選手が所属するなかで、セルクル・ブルージュでプレーするFW上田綺世が加入当時から3倍価値を上げた。
現在24歳の上田は2019年にJ1鹿島アントラーズでプロデビューを飾り、同年に日本代表でも初出場。プロ2年目以降、3シーズン続けて二桁得点をマークするなど鹿島のエースFWとしての地位を築いたなか、昨年7月にセルクル・ブルージュへ移籍した。
今季はプレーオフを含めてリーグ戦40試合に出場し、22ゴール2アシストをマークするなどチームのエースストライカーとして攻撃を牽引。得点王には届かなかったものの、リーグ2位の得点力を誇った。
そんななか海外移籍情報サイト「Transfermarkt」の推定市場価格を更新。上田はセルクル・ブルージュ移籍後、最初の査定(22年11月)では200万ユーロ(約3億円)だったが、最新の査定(23年6月)では3倍となる600万ユーロ(約9億円)にまで価値を高めた。
市場価格の推移を見ても、今回のアップデートで大幅に評価を高めたことが顕著となっており、クラブでもトップの推定市場価格となった。欧州5大リーグへのステップアップ移籍が噂されるなかで、まずは6月シリーズの日本代表戦でのゴールに期待が懸かる。
◆上田綺世、半年余りで市場価値3倍アップ 3億→9億円に…移籍専門サイトが発表(FOOTBALLZONE)