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2023年6月8日木曜日

◆Jリーグ5月のベストイレブン「攻守両面で貢献」「圧巻の攻撃力」「別次元のパフォーマンス」を見せた選手たちを独自選考(Sportiva)






識者による独自選考のJリーグ月間ベストイレブンを発表。5月は、サッカーライターの原山裕平氏が11人を選んだ。ストライカーを含め攻撃面で目立った活躍をした選手が多かったなかで、すばらしかったのは誰か。

◆ ◆ ◆

FW/大迫勇也(神戸)、キャスパー・ユンカー(名古屋) 
FW/鈴木優磨(鹿島)、武藤嘉紀(神戸) 
MF/ヤン・マテウス(横浜FM)、金子拓郎(札幌) 
MF/稲垣祥(名古屋) 
DF/森下龍矢(名古屋)、アレクサンダー・ショルツ(浦和)、関川郁万(鹿島) 
GK/キム・ジンヒョン(C大阪)


 関川郁万の存在も見逃せない。低迷していた鹿島アントラーズの復調は、この男が昌子源からポジションを奪い返した時期とピタリと重なる。力強い対応で相手の進入を防ぎ、パワフルなヘッドでクロスやロングボールを跳ね返す。12節のC大阪戦では決勝ゴールをマークし勝負強さも示すなど、鹿島のセンターバックの正統後継者として日増しに存在感を増している。


 2トップ下には鈴木優磨と武藤嘉紀を選出。前者は迷走した鹿島を復調させた立役者である。11節の札幌戦では決勝ゴールをマークし、国立決戦となった13節の名古屋戦でも先制ゴールをマーク。15節の鳥栖戦では終了間際に同点弾を叩き込み、敗色濃厚のチームを救う活躍を見せた。

 魂のプレーでチームを鼓舞し、大事な場面で結果を残す勝負強さも備わる。この男の存在がなければ、鹿島はさらなる窮地に追い込まれていたかもしれない。




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