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2023年8月5日土曜日

◆全国高校総体 サッカー男子 明秀日立初V 茨城県勢44年ぶり(茨城新聞)



明秀日立高


全国高校総体(インターハイ)は4日、北海道旭川市でサッカー男子の決勝が行われ、茨城県代表の明秀日立が桐光学園(神奈川)をPK戦の末に破り、初優勝した。2―2のまま延長を終え、PK戦を7―6で制した。茨城県勢の優勝は1979年の水戸商以来44年ぶり2度目。

明秀日立は前半、FW柴田健成(2年)が先制を含む2ゴールを決め、2-1で折り返したが、後半同点に追い付かれた。延長戦でも勝敗がつかず、PK戦に突入。先攻の明秀日立が7人まで成功した後、GK重松陽(2年)が相手シュートを止めて決着した。

4大会ぶり4度目出場の明秀日立は、1回戦で優勝候補の静岡学園、3回戦で2大会ぶりの頂点を狙う青森山田を破り、初の8強入り。その後も勢いは止まることなく、決勝進出を果たした。

優勝杯と金メダルを手にしたDF山本凌主将(3年)は「このカップとメダルを手にできるのは全国で一つの高校だけ。うれしい。冬の選手権でも明秀日立の強さを示したい」と話した。萬場努監督(39)は「応援してくれている人たちにいいニュースが届けられて良かった」と喜びを語った。

■サッカー(花咲スポーツ公園陸上競技場)
▽決勝=35分ハーフ、延長は10分ハーフ
明秀日立(茨城) 2ー2 桐光学園(神奈川)
2-1
0-1
延長
0-0
0-0
(PK7-6)

▽得点者
【桐】宮下(前32分)松田(後16分)
【明】柴田2(前11分、同19分)








◆全国高校総体 サッカー男子 明秀日立初V 茨城県勢44年ぶり(茨城新聞)