サッカー日本代表は11日、国際親善試合・カナダ戦(13日・デンカS)に向け、千葉市内で3日目の練習を行った。
高い跳躍から、空中で一瞬制止しているようにも見えた。右からのボールをズドン、左からのボールもズドン。クロスからのシュートを繰り返す練習で、FW上田綺世(25)は別格の身体能力を見せた。代表戦では出場2試合連続得点中。「自分の特徴を出し続けないと、日本代表として戦っていけない。まずは自分の特徴を出すことに集中したい」。強烈さからファンに「理不尽」と呼ばれるシュートで、面白いようにネットを揺らし続けた。
6月のエルサルバドル戦では得意の「裏への抜け出し」からPKを奪取し、自ら利き足の右で決めて代表初ゴールをマーク。9月のドイツ戦では、ストライカーらしい「嗅覚」からこぼれ球に瞬時に反応し、左足でゴールを奪った。
上田自身が「自分の一番の特徴」と語る「ヘディング」は代表戦で未だベールを脱いでいない。「自分が持っているもの、取り組んでいること以外は出せない。とにかく100%を出して、ベストを尽くす」。“理不尽ヘッド”で出場3戦連発を狙い、絶対的エースの座を証明する。(岡島 智哉)
◆上田綺世、「一番の特徴」“理不尽ヘッド”3戦連発だ「100%を出して、ベストを尽くす」(報知)
『自分の特徴を出し続けないと、日本代表として戦っていけない。まずは自分の特徴を出すことに集中したい』
— 日刊鹿島アントラーズニュース (@12pointers) October 11, 2023
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