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サッカーという競技において、1点の重みは大きい。それだけに、先制点が持つ意味も大きく、試合を優位に進める上で重要になる。2023シーズンのJ1リーグで先制点を奪い、結果につなげているのはどのチームなのか。今回は1〜9位をランキング形式で紹介する。※勝率が並んだ場合は獲得勝ち点で順位を決定
9位:鹿島アントラーズ
リーグ戦成績:13勝8分け8敗(4位)
先制した試合の成績:12勝3分け3敗
先制した試合の勝率:66.7%
鹿島アントラーズは2023J1リーグで現在4位につけているが、先制した試合の勝率がもっと高ければと思いたくなる状況だ。
鹿島は今季リーグ戦18試合で先制点を取っている。これは首位を走るヴィッセル神戸と並んでリーグ最多回数。そこから白星を逃した試合が6つある。
立ち上がりに強い鹿島は、開始15分までの得点が12とリーグ最多だ。総得点39のうち、前半の得点は23となっており、前半をリードしたまま終えると11勝1分け1敗と高い勝率を誇っているが、前半31分から前半終了までの失点数が7と多く、苦手としている時間帯だ。
このデータどおりになったのが9月28日の第28節・横浜F・マリノス戦で、15分に鈴木優磨のゴールで先制したあと、34分にアンデルソン・ロペスに同点弾を許して折り返し、後半立ち上がりにも失点して逆転を許して負けている。
シーズン序盤の4連敗などが尾を引いているとしても、これだけ多くの試合で先制しているのであれば、もう少し勝ち点につなげたいところ。得意な時間帯を活かしつつ、前半終盤に引き締めることができれば、リードして迎える得意の後半につなげることができそうだ。
◆先手必勝! J1「先制チーム」勝率ランキング1~9位。先制逃げ切りを得意とするのは?(フットボールチャンネル)
「鹿島は今季リーグ戦18試合で先制点を取っている。これは首位を走るヴィッセル神戸と並んでリーグ最多回数」
— 日刊鹿島アントラーズニュース (@12pointers) October 6, 2023
神戸15勝2分1敗
鹿島12勝3分3敗
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※この差が… pic.twitter.com/UvhdIBWMaA