<欧州CL:ラツィオ1-0フェイエノールト>◇7日◇1次リーグE組◇第4節◇ローマ
ラツィオ(イタリア)MF鎌田大地(27)とフェイエノールト(オランダ)FW上田綺世(25)の日本人選手所属クラブ対決は、ホームのラツィオに軍配が上がった。
鎌田は4-3-3の右インサイドハーフで先発出場。上田はベンチスタートとなった。
試合を優勢に進めたのはアウェーのフェイエノールトだった。
前半31分、ゴール前でメキシコ代表FWヒメネスが右の位置から左への斜め走りに合わせ、スルーパスがゴール前へ通る。左足シュートはグラウンダーでゴール右隅を突いたが、ラツィオGKプロベデルの左手に阻まれた。
続けざまに前半36分、持ち前の細かなパスワークから最後はブラジル人FWパイシャオンがゴール前で好機を迎えたが、シュートはゴール左へと外れた。
劣勢のラツィオだったが、一瞬のスキを突いて均衡を破った。
前半アディショナルタイムの46分、中盤のパスカットからFWアンデルソンが縦パス。抜け出したFWインモービレがGKバイロウを右へかわし、無人のゴールへ流し込んだ。
そして鎌田は前半50分、中央から左を走るインモービレを狙った鋭いスルーパスを出したが、惜しくも相手DFがCKに逃れた。通っていれば1点という好プレーだった。
その鎌田は後半8分に途中交代。ボールタッチ数は少なかったが、いつもながらのテンポのいいボールさばきを披露した。
対する上田は後半36分からの出場した。1点を追う展開の中、ゴール前に張って1点を狙った。
そして後半アディショナルタイム7分。右クロスから上田が大きく首を振り、打点の高いヘディングシュートを放った。得意の形だったが、惜しくもボールはGKプロベデルの正面となり、セーブされた。このプレーの直後、試合終了のホイッスルが鳴った。
首位のフェイエノールトは勝ち点6のまま。ラツィオが勝ち点を7に伸ばし、アトレチコ・マドリードの8に続き2位に付けた。
◆【欧州CL】上田綺世悔し…最後のヘッドはGK正面、鎌田大地ラツィオがフェイエノールトに勝利(ニッカン)
「上田は後半36分からの出場。後半AT7分。右クロスから上田が大きく首を振り、打点の高いヘディングシュートを放ったが、惜しくもボールはGKプロベデルの正面」
— 日刊鹿島アントラーズニュース (@12pointers) November 8, 2023
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