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2023年5月24日水曜日

◆【鹿島】岩政監督「鹿島の選手として認められるかふるいにかけられる試合」24日ルヴァン杯柏戦(ニッカン)






鹿島アントラーズの岩政大樹監督(41)が23日、ルヴァン杯・柏レイソル戦(24日、カシマ)に向け取材に応じ、メンバーの入れ替えを示唆した上で「鹿島の選手として認められるかどうか、ふるいにかけられる試合」と位置付けた。

20日のリーグFC東京戦から中3日。ルヴァン杯・柏戦から中2日の27日にはリーグ戦でサガン鳥栖と対戦する。連戦で、岩政監督は「リーグ戦のメンバーで行くつもりはない。入れ替えは少なからずあると考えている」と明かした。

現在、FWエレケは負傷を繰り返しているが、それ以外の選手はコンディションを整えており臨戦態勢だという。指揮官はチーム内競争が激化していることを挙げ「メンバー入れ替えたとしても、勝ち抜いた者しかピッチに立てない状況」と自信を見せた。

ルヴァン杯の1次リーグは残り2試合。鹿島は現在、D組で最下位の4位だが、同1位のアビスパ福岡との勝ち点差は3。2連勝すれば1位突破の可能性を残す。岩政監督は「明日は勝たなければいけない。鹿島の選手として認められるかどうか、ふるいにかけられる試合。勝たなければいけない試合で、いいパフォーマンスをして勝たせないとこのクラブは残っていけない。どのようなパフォーマンスができるか問われる。期待もしている」と新戦力の台頭に期待を寄せた。





◆【鹿島】岩政監督「鹿島の選手として認められるかふるいにかけられる試合」24日ルヴァン杯柏戦(ニッカン)





◆鹿島-FC東京のPK判定に鄭大世氏「ノーファウル」大久保嘉人氏「ディエゴ選手はうまかった」(ニッカン)



関川郁万


DAZNの「Jリーグジャッジリプレイ」で、20日の「鹿島アントラーズ-FC東京戦」(1-1)で鹿島DF関川郁万(22)が、東京FWディエゴ・オリベイラ(32)をペナルティーエリア内で押して倒したとしてファウルを取られ、PKを与えた場面が取り上げられた。鹿島は5戦連続無失点勝利を続けてきたが、このPKの失点で連勝も無失点記録もストップ。試合直後から、サポーターの間ではPKかどうか議論がされていた。

同番組は元日本代表FW大久保嘉人氏、元北朝鮮代表FWの鄭大世氏、元審判員の家本政明氏が出演。視聴者投票では2万7000人が投票し、「ファウルでPK」が30%、「ノーファウル」が43%、「ノーファウルでシミュレーションで攻撃側に警告」が27%だった。

鄭大世氏は「僕の意見では明らかにノーファウル。FWの心情からすれば、押してくれてありがとう、倒れてファウルどう? という感じ。僕はこの状況で倒れたらかっこ悪いというタイプだった」。

大久保氏は「最初、見てる時になぜ倒れたの? と思った。でも明らかに関川選手が遅れてるんですよ。遅れて、体を入れられたので、手が出てしまった。自分はファウルだなと思いました。でも、FWとしたら倒れたくはない。よく、審判が見ていたと思いました」と見解を述べた。

ディエゴ・オリヴェイラのダイブにも見えるが、大久保氏は「自分だったら来たな、と前に体重が乗る。そのタイミングで押されるといくら我慢していても倒れる。僕も倒れて“口撃”すると思います。ディエゴ選手はうまかったかな」と話し、鄭大世氏とは意見が分かれた。

家本氏は「個人的には、僕だったら続けさせる。両方とも反則とするのは厳しいので、スキップする考えもある。僕は笛が鳴る印象は持っていない」と私見を述べた。

ただ、大久保氏も鄭大世氏も「関川選手は、ディエゴのプレーは分かっている。こけたりするというのは。この駆け引きに負けたのは、結果論としてありますね」と口をそろえた。

ビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)が介入して、取り消しに向けて動くかについて問われると、家本氏は「100%動かないです。レフェリーがいいポジションで見ていて、コンタクトがあって、腕が曲がった状態から伸びる、押す行動が写っている。程度は分からないが、VARはレフェリーが判断してコメントを投げているので、VARは入らない」と説明した。





◆鹿島-FC東京のPK判定に鄭大世氏「ノーファウル」大久保嘉人氏「ディエゴ選手はうまかった」(ニッカン)





◆鹿島、競争激化 ルヴァン柏戦&リーグ先発奪取へ知念慶、土居聖真、荒木遼太郎ら紅白戦でアピール(報知)



染野唯月


 鹿島は21日、ルヴァン杯1次リーグ柏戦(24日・カシマ)に向け、鹿嶋市内のクラブハウスで調整を行った。

 20日に行われたFC東京戦は1―1の引き分けに終わり、リーグ戦順位は15位から4位まで一気に駆け上がった連勝は5でストップ。柏戦で仕切り直しを図る。

 中2日で敵地の鳥栖戦が控えていることもあり、柏戦では大幅なメンバーの入れ替えが想定される。連勝中はメンバーが固定化されていただけに、ベンチやベンチ外に甘んじていた選手たちにとって“チャンス到来”の試合となる。

 FC東京戦に出場した主力組がリカバリーメニューを消化し、短めの調整となる中、紅白戦ではFWカイキ、FW知念慶、MF小川優介の3人がネットを揺らした。昌子源、荒木遼太郎、佐野海舟ら出場機会の限られる実力者も存在感を発揮し、モチベーションの高さが伺えた。

 FW土居聖真は「ただの1試合にするのは勿体ない」と柏戦を見据え「若い選手が出てこないと優勝争いもできないし、チームとして総合力も上がっていかない。はい上がろうとする姿勢が見えるか。楽しみな試合でもあるかなと思います」と語った。

 6試合のうち4試合を終えたルヴァン杯1次リーグで、鹿島はD組最下位(勝ち点4)。1位福岡も勝ち点7と接戦のグループではあるものの、柏戦は勝利のみが求められる一戦となる。




◆【鹿島】復活の佐野海舟、ルヴァン杯GS突破のために負けられない柏戦へ闘志。「自分たちのサッカーを発揮して勝利をつかみ取りたい」(サッカーマガジン)



佐野海舟


5月22日、鹿島アントラーズの佐野海舟が練習後のオンライン取材に応じた。J1リーグでは前節、FC東京とのホームゲームに引き分け、連勝が「5」で止まった。次は中3日の24日に再びカシマスタジアムでルヴァンカップグループステージ第5節柏レイソル戦を戦う。


「柏戦に懸ける思いは強い」


 中盤のダイナモが帰ってきた。4月9日のJ1リーグ第7節柏戦で負傷し、「左膝内側側副靭帯損傷」と診断されておよそ1カ月間の離脱を余儀なくされたが、国立競技場で行なわれた5月14日の第13節名古屋戦で途中出場して戦列に復帰。20日の第14節FC東京戦でも約30分間プレーし、持ち前のボール奪取力を示した。

 チームは前々節まで完封での5連勝を果たすなど好調を維持するなか、佐野海舟の復活によって選手層の厚みがさらに増している。リーグ戦では2試合続けてベンチスタートとなったが、FC東京戦から中3日の24日に開催されるルヴァンカップグループステージ第5節柏戦では、佐野の活躍ぶりが勝敗のカギを握りそうだ。

「(状態は)まだ全然上がっていません。名古屋戦ではボールをうまく取れる回数が何回かありましたが、それ以外は何もできませんでした。この前の試合(FC東京戦)も途中から入ってあまり良さを出せていないし、チームに勢いをつけさせることもできなかった。これからコンディションを上げていくなかで、頭でしっかり考えてサッカーをすることを意識してやっていきます」

 22日にオンライン取材に応じた佐野海舟は、そのように現在の自身の状態について明かす。次はグループステージを突破するためにも負けられない一戦。チームの勝利に貢献するために、佐野が闘志を燃やす。

「ルヴァン柏戦に懸ける思いは強いです。(柏戦はグループステージ突破に向けて)なんとしても勝利が必要ですし、自分たちのやりたいサッカーを存分に発揮して、勝利をつかみ取りたいです」

 攻守に存在感を放つ背番号「25」が、カシマスタジアムに歓喜をもたらす。




◆【鹿島】復活の佐野海舟、ルヴァン杯GS突破のために負けられない柏戦へ闘志。「自分たちのサッカーを発揮して勝利をつかみ取りたい」(サッカーマガジン)