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2024年2月1日木曜日

◆【鹿島】チャヴリッチが加入会見「安定はしていたが、さらに成長できるベストタイミングだと思い挑戦を決めた」(サカノワ)



アレクサンダル・チャヴリッチ





愛称は「チャッキ」。スピードに自信を持ち「ここ数年はゴールも決められている」。


 スロバキア1部SKスロヴァン・ブラチスラヴァからJ1リーグの鹿島アントラーズに加入したFWアレクサンダル・チャヴリッチ(ALEKSANDAR CAVRIC)が1月31日、オンラインによる記者会見に応じて新天地での決意を語った。

 背番号は「7」に決まった29歳のアタッカーは終始和やかな笑顔を浮かべ、英語で質問に答えていった。

「来る前から日本人の方々の受け入れ態勢や温かさを聞いていて、実際に体験し、とてもいい感触を得ています」

「(鹿島について)タイトルを国内で最も獲得していて、毎シーズン『最高のものを手に入れる』ことをターゲットにしているクラブであり、アジアのタイトルも獲っていますし、良い情報をいろんな方から聞いていました」

 そして鹿島での挑戦を決断した経緯について、次のように明かした。

「スロバキアでは安定した状況にありましたが、自分のキャリアで成長できるベストのタイミングだと、新しいチャレンジを模索していました。そこで鹿島から声がかかり、挑戦したいと決めました」

「(武器は?)特長はスピードにあり、ここ数年、ゴールを決めることもできています。サイドでもストライカーでもプレーできます。あとはハードワークもします!」

 今季2023-24シーズンはこれまで、公式戦29試合・14得点・10アシストと素晴らしい成績を残していた(スロバキアリーグ15試合・9得点・6アシスト、UEFAカンファレンスリーグ6試合・4得点・2アシスト、UEFA欧州チャンピオンズリーグ予選6試合出場など)。さらに2022-23シーズンも、通算24試合・3得点・3アシスト。その実績を引っ提げての来日となる。

「数年前までは、ウイングでプレーし、ディフェンスにも体力を使っていました。数年前に来た監督がセンターで起用するようになり、そこでポジションを変えてから、得点が伸びました」

 チャヴリッチは1994年5月18日生まれ、クロアチア出身で、セルビア国籍を有する。186センチ、82キロ。U-19・U-21(オリンピック世代)セルビア代表でプレー経験がある。

 ちなみに、これまでのチームで呼ばれてきた愛称は「チャッキ」だったという。

「チームメイトとともにタイトルを獲るため、必ず全力を尽くします」

 そのようにチャッキは力強く語った。

 鈴木優磨や柴崎岳とのコラボレーションが今から楽しみである。Jリーグでもその得点力を発揮できるか――。アントラーズの2024シーズンの間違いなくキーパーソンとなるだけに期待したい。







◆【鹿島】チャヴリッチが加入会見「安定はしていたが、さらに成長できるベストタイミングだと思い挑戦を決めた」(サカノワ)