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2024年3月20日水曜日

◆染野唯月が代表復帰で再びパリ目指す! 金髪は同期・荒木遼太郎の影響でなく“夫婦愛”「嫁が見るときに目立つ」(ゲキサカ)



染野唯月


 約1年4か月ぶりの代表復帰となった。東京ヴェルディFW染野唯月はU-23日本代表に選出。2022年11月のヨーロッパ遠征以来となる招集に「素直に嬉しかった。選ばれたからには結果を出してチームに帰る。数字を残して今回の代表を終えられたら」と意気込みを口にした。

 世代を代表するストライカーの染野は、パリオリンピック出場を目指す大岩剛監督体制では3度目の招集。22年5月に全日本大学選抜と対戦した国内合宿メンバーとして初選出されると、2度目は同年11月のヨーロッパ遠征。細谷真大の不参加による追加招集で加わっており、今回は約1年4か月ぶりの選出となった。

 鹿島アントラーズから東京Vへの2度のレンタルで出場機会を得ると、23シーズンは東京Vの16年ぶりJ1昇格に貢献。J1昇格プレーオフ決勝では昇格を決定づけるPKを決める豪胆ぶりを見せつけた。24シーズンも引き続き東京Vで実戦経験を積み、パリ五輪アジア最終予選を目前にして再び代表復帰。18日からの合宿を「いい雰囲気で楽しく、レベルの高い練習がこの2日間できている」と振り返った。

 鹿島で苦楽をともにした同期も、2年ぶりに代表に返り咲いた。MF荒木遼太郎(FC東京)の代表復帰には染野も笑顔。「自分がゴール前に入っていけば常に見てくれている。自分のことを見てパスを出してくれるので、鹿島でやっていたように声をかけなくてもわかるとは思う。ひさびさに一緒にやるので楽しみ。2人で結果を出して試合に臨めれば」と同期での活躍を誓った。

 直近の試合から髪色をより強く金色に染め上げた。気持ちの切り替えかと思いきや、理由は「嫁に見てもらえるときに目立つかなというのもあった」と明かす。「目立つ色がよかったのでこのようにしました」と照れながらも愛を語っていた。

(取材・文 石川祐介)





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